
ささやかでもちゃんと思い出に残る素敵な『2人だけの結婚式』をご存知ですか?
『新型コロナウイルス』の影響で結婚式が延期、または中止を余儀なくされたカップルが増えているそうです。
すでに数ヶ月前から予約し、準備され、何より楽しみにしていた分、落胆し涙する花嫁さんも多いのではないでしょうか?
そんな悲しみの中の新婚さんに向けておすすめしたい『2人だけの結婚式』をご紹介します‼
ジューンブライドを上手に取り入れる

「ジューンブライド(June bride)」とは、古くからヨーロッパで「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされる言い伝えのこと。
意味や由来については諸説ありますが、ギリシャ神話に登場する神主ゼウスの妃で、結婚や出産を司る女神「Juno(ジュノ)」が守護する月が6月(June)であることから、この月に結婚をすると生涯幸せに暮らせると言われています。
日本では梅雨の時期に差し掛かるジューンブライド(June bride)
お天気が気になるところではありますが、アイデア次第で上手に日本でのジューンブライドをかなえることができます。
・入籍日(婚姻届出)を6月にする
一般的には、6月に挙げる結婚式のことをジューンブライドと呼ぶことが多いようですが、「挙式」のことを指すか「入籍(婚姻届出)」のことを指すか正式な決まりはありません。
6月に入籍(婚姻届出)することをジューンブライドと呼んでも問題はないでしょう。
天候などが心配な方は、挙式は別の月にして入籍日のみ6月を選んでみてはいかがですか?
・6月の○○記念日を選ぶ
実は、6月には結婚式のテーマにぴったりの記念日が目白押しです。
毎年、6月第一日曜日は「プロポーズの日」、6月12日は「恋人の日」とカップルにピッタリの記念日がありますよ♪
ステキな由来や意味を持つジューンブライド(June bride)
日本では梅雨の時期に入ってしまいますが、『幸せ』になれると言われている6月に結婚したい女性は多いはず♪
2人だけの思い出になるようなサプライズをしてみてはいかがですか?
『2人だけの結婚式』とは?
結婚式は必ずゲストがいないといけないものではありません。
「二人だけ」の結婚式も可能なのをご存知ですか?
ゲストを呼ばない、「2人だけの結婚式」についてご紹介します♪
・式の内容
「二人だけの結婚式」とはその名のとおり「家族や親戚、友人ゲストなどを呼ばずに新郎新婦だけで挙げる結婚式」
のこと。
ゲストがいないので披露宴もなく、挙式のみ行うケースが多いようです。
二人だけの結婚式でも、挙式の流れは基本的に通常の挙式と同じです。
『入場』
『誓いの言葉』
『指輪の交換』
『誓いのキス』
『退場』
一般的なゲストを呼ぶ式と違うのは『入場』のシーンです。
通常の挙式の場合、父親が新婦と腕を組んでバージンロードを歩くのが一般的です。
しかし、2人きりの場合はそれはできませんよね。
この場合、新郎新婦で一緒に入場するか、新婦のみ入場するパターンになります。
他にも、手紙を読んだり、花嫁に内緒で親友を呼び、式後に祝ってもらうなど自由にアレンジする事もあるようです。
・メリットもたくさんあります
2人だけなので式場や日取りを決めやすいですよね。
ゲストの人数や、式場の場所も決めるのは大変です。
日取りも2人の予定が会えばOK‼
平日などは人気の式場も取りやすいかもしれませんね。
結婚式の準備も楽です。
引き出物もいりませんし、招待状を用意したり、席次表を作ったりする必要もありません。
こういった式準備の煩わしさからも開放されます。
人目を気にして緊張する事もなく、楽しむ事が出来ます。
「親や友人の前で誓いのキスをするのは恥ずかしい…」
「みんなの注目を浴びるのは苦手。新郎のスピーチや花嫁の手紙なんて出来ない!」
そんな人も中にはいますよね?
そんなカップルも、2人だけなら人目を気にせず結婚式を楽しめそうです。
費用も抑える事が出来ます。
二人だけの結婚式は、披露宴を行わず挙式だけのことがほとんど。
そのため、基本的に費用が発生するのは「挙式料」や「衣裳代」、「ヘアメイク代」、「写真・DVD代」などの挙式にかかる部分のみ。
シンプルな挙式プランだと20万円ほどで挙げられるものもあるので、「式は挙げたいけど費用をなるべく抑えたい」
というカップルにもおすすめです。
・デメリットは?
もちろん、デメリットもあります。
1番は親や親族の理解を得られない場合が多いという事です。
結婚式で子供の晴れ姿を見たいと思っている親は多いもの。
「披露宴という形で親戚や周りの人にお披露目をしてほしい」と親が考えているケースもあります。
また、長男だとか、家柄を考えているような家庭ならば反対は必至でしょう。
なかなか賛成してもらえなかったり、喧嘩になってしまったりすることも…。
よく相談する事が必要となってきます。
「2人だけの結婚式」で、静かな中、神聖な気持ちで誓いをたてるという実感が湧きやすいと魅力を感じる人も多いようです。
周囲の理解が得られれば、式は2人で挙げて食事会などを別日に開くというのもありかもしれませんね。
費用や準備に掛かる時間を大幅に抑える事が出来、2人だけのロマンティックな時間を堪能出来るのでオススメです‼
結婚報告の手紙
2人だけで結婚式を挙げた場合、招待状がない代わりに『結婚報告』をする人も多いと思います。
そこで、マナーや報告内容についてご紹介します。
・報告に関するマナー
結婚報告は入籍や結婚式の後『1ヶ月以内』に送付しましょう。
親しい友人や親戚に向けて、結婚したことを伝え、新しい住所を連絡します。
この報告には「今後ともよろしくお願いします」ということを伝える意味があります。
昔だと手紙が主流でしたが、今ではオシャレにプリントしたハガキを郵送するのが一般的になっています。
ただその場合にも手書きで一言添えるとより気持ちが伝わるはず。
そうした手間を省略せず、丁寧に結婚報告の便りを出しましょう。
心を込めた手紙で結婚報告すれば、それだけ相手にきちんと伝わります。
お世話になった方や、友人には早めに報告しましょう。
・結婚報告の手紙に記す基本的な内容
最低限の情報として報告すべき事はきちんと記しておきましょう。
『結婚式・入籍をした日』
『媒酌人を立てた場合には必ず媒酌人の氏名』
『新しい住まいや連絡先』
『ふたりの氏名、新姓になった場合は()で旧姓を書く』
これからが基本的な最低限の情報となります。
次に、本文の構成です。
『冒頭の文(時候の挨拶など)』
『本文』
『結びの文』
『新住所やふたりの氏名』
結婚報告をハガキでする場合は、記載する内容をどう配置するのか決めます。
デザインも豊富で、2人の写真を添えることも出来ますね。
人数が多い場合は簡素に作成しても良いかもしれません。
また、挙式や入籍が10月以降であれば、年賀状と兼ねての報告でもOKなようです。
ただし、結婚式や入籍を行った後身内に不幸があった場合は、結婚報告は控えてください。
四十九日が落ち着いてから結婚報告ハガキや手紙を郵送しましょう。
親しい間柄でもあえて手間暇をかけて手紙やハガキを送ることでより改まった気持ちが伝わります。
「2人だけの結婚式」をしたのなら尚更、報告する人は多いはず。
早めに幸せ報告をするように心がけましょう‼
式を延期、キャンセルした時のゲストへの伝え方
今回、コロナの影響で結婚式や披露宴を行う予定にしていたカップルも多いですよね。
急遽、泣く泣く諦めた方も多いのではないでしょうか…。
ですが、キャンセルするとなると、それはそれで色々としなければならないことは多いのです。
・式場へのキャンセル連絡
どういう事情であれ、結婚式を中止するならまずは式場になるべく早く連絡する必要があります。
キャンセル料は挙式までの日数によって異なりますし、ゲストへの連絡も急ぐ必要があります。
・結婚式の延期、中止の報告
中止を決めたのが結婚式の1ヶ月以上前など、まだ時間があるなら、お詫び状を送って連絡するのが基本です。
ですが、今回のコロナの影響であれば、ゲストも実施するかどうか気になっていると思います。
友人など近しい人にはまずはLINEやメールで伝えるのが迅速で相手も返事がしやすいでしょう。
封書で伝えるのが1番丁寧ですが、時間がかかってしまうので早い方がゲストも助かると思われます。
親戚や上司、目上の人には、電話か直接伝えた後に、ハガキや封書でも連絡すると丁寧です。
くれぐれもSNSで先に報告するのは避けましょう。
本来ならば…お世話になった親族や仲人、結婚式の主賓には直接出向いて説明するのがマナーです。
ですが、感染症が流行っている今、人との接触を避けなくてはなりません。
最大限、出来る礼儀は電話連絡となります。
理由をしっかりと説明し、キャンセルの連絡をしましょう。
今回に限っては、みなさん理解してくれる事と思います。
『2人だけの結婚式』 まとめ
いかがでしたでしょうか?
コロナの影響でたくさんのイベントが延期・中止になってしまっています。
悲しみの中にいる新婚さんも多いはず…。
そんなカップルの為に、少しでも出来ることはないかと思い紹介したのが『2人だけの結婚式』です。
寂しい結婚式になってしまうかもしれませんが、2人だけの思い出を作ることが出来ます。
感染が落ち着いてきたら、改めて親族での食事会などを開催してはいかがでしょう?
どうか末永くお幸せに♪
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