東京・練馬区にある “としまえん” は90年の歴史を持つ、昔から親しまれてきた遊園地です。

この“としまえん”が段階的に閉園され、一部敷地がハリー・ポッターのテーマパークになる計画が進んでいるそうです‼
そしてついに2020年8月末で閉鎖する事が発表されました。

予定では2023年・前半の開業を目指しています‼

利用者は惜しむ中、今後に期待する声もあるようで

詳しくまとめてみたいと思います。

“としまえん”ってどんなところ?

場所は東京都・練馬区にある「水と緑の遊園地 としまえん」は22ヘクタールの敷地にアトラクションやプール、スケートリンクなどを備えた首都圏有数の規模の遊園地で、現在は西武グループが運営しています。

大正15年、東京 練馬区に日本庭園などを備えた「練馬城址(じょうし) 豊島園」として開園しました

現在は、乗り物のアトラクションのほか、大きく5種類のプールやウォータースライダー(夏季限定)、スケートリンク(冬季限定)や釣堀、それに動物と触れ合える施設や温泉施設などを備えています。

としまえんで特に人気なのが、定番絶叫系アトラクションと夏季営業のプールです。

園内は、プールとアトラクションエリアが分かれています。

絶叫系が苦手な方も、大好きな方も、そして親子でも楽しめるアトラクションもありますよ‼

人気の絶叫系アトラクション】

“としまえん”では、絶叫が苦手な方から、得意な方まで、色んなタイプのアトラクションがあります♪

得意な方向けに・・・

・サイクロン:落差の激しい迫力満点のローラーコースター

・フライングパイレーツ:地上45mの空中航海!

・コークスクリュー:らせん状のコースを2回転宙返りするローラーコースター

・ブラワーエンジン:見た目はSL、時速36キロで疾走するローラーコースター

・トロイカ:遠心力を利用した回転型絶叫マシン

・ウェーブスインガー:浮遊感ばつぐんの空中回転ブランコ

・イーグル:鷲の姿を模した乗り物で35mの上空へ、回りながら下降します

・フリュームライド:丸太の船に乗って川下り

絶叫が苦手な方は・・・

・カルーセルエルドラド:としまえんのシンボル的なメリーゴーランド

・バタフライダー:ちょうちょう型の乗り物のペダルを漕いでふわふわ飛びます

・ミニイーグル:地上10mほど、『イーグル』のミニバージョン♪

・ミニサイクロン:ちびっこのコースターデビューにピッタリ♪

・ミニフリュームライド:かわいい丸太で小さな川下り

毎年大盛況のプールは夏季限定の営業

プール施設はかなり広いです!波が立つプールや流れるプールなど家族や友達と自由に遊べる広いプールの他、滑り台などの遊具があるプールも種類が多く、子どもたちにも大人気です。

しかも、7月下旬から9月上旬の週末のみナイトプールが営業されます。

波のプールとナイアガラプールのエリア限定で21時まで入ることができます。暑い時間に入りたくない方や、紫外線がいや…という女性におすすめです♪

中では飲食店も多く出ているうえに、持ち込みもOK!

大勢でも楽しめそうですね。

・ハイドロポリス:5種類のウォータースライダーは水の絶叫マシン!

・ノーティックジェット:高さ8mの1人乗りウォーターシュート

・波のプール/流れるプール/ナイアガラプール/こどものプール:どれも広々としています。

レンタル:浮き輪(シングル800円/1日・ダブル1,000円/1日)

デッキチェア 1,000円/1日 

クーラーボックス 1,000円/1日

イベントもたくさん♪】*2020年版

・パイレーツデ-:2月22/23/24 の3連休♪

→小学生以下、パイレーツ仮装で入園無料!条件があるのでご確認下さい。

→『海賊ハンティング』じゃんけんで勝ち、金貨チョコを取り返してビンゴカードをゲット!

→『フライングパイレーツ』2隻同時運転! 当日の運休状況をご確認下さい。

→『ジオード割り』石を割り、ジオードを見つける宝石探し体験

・第28回 としまえん桜まつり お花見宴会プラン:3月14日(土)~4月7日(火)

→昼の部 12:30~14:30

→夜の部 18:30~20:30

場所の確保から宴会の手配まで“予約するだけ”という手軽さが人気のバーベキューバイキングの「お花見宴会プラン」

食べ放題・飲み放題はもちろん、お座敷には全席“こたつ”もあり!

ひざ掛けの貸し出しもあります。

*その他、注意事項や予約方法などをご確認下さい。

すべてを紹介しきれないほど、たくさんの乗り物やイベントで人気の“としまえん”

1度訪れてみたいと思いませんか?

『閉園検討』となったきっかけ

人気アトラクションもあり、夏季限定のプールも人気ではありますが、閉園が検討されている「としまえん」の入場者数は、1990年代には400万人を超えていましたが、2017年度は96万人、2018年度はやや持ち直しましたが、112万人となっています。

昭和32年、東京都は「としまえん」のある一帯を「練馬城址公園」として整備する都市計画を決定しました。

半世紀以上も前から、実は公園を整備する構想があったんです。

しかし近年までその計画は具体的に動いてはいなかったのですが・・・

平成23年に起きた東日本大震災で、帰宅困難者や地域の住民が避難する場所の確保が課題となりました。

そのため、東京都は「としまえん」の一帯を防災機能を備えた都立公園の『練馬城址(じょうし)公園』として整備する方針を打ち出したのです。

ハリポタ・テーマパークについて

としまえん 閉園検討 跡地に“ハリポタ”テーマパークの交渉が進んでいます。

予定では2023年・春 オープン見込み・・・

跡地の大半は東京都が買収して、災害時の避難場所にもなる大規模な公園を整備する予定ですが、残りの土地には、アメリカの企業グループの「ワーナー・ブラザース」が、小説や映画が世界的に人気の「ハリー・ポッター」のテーマパークを建設するという事です。

としまえんの敷地は約22ヘクタールです。これは東京ドーム4.7個分。

ちなみに東京ディズニーランドの敷地が51ヘクタール

ディズニーシーの敷地が49.3ヘクタールなので

としまえんの敷地面積はディズニーシーの半分弱ということになりますね。

『ハリー・ポッター』のテーマパークが建設される場所は現在のとしまえんの敷地の一部・・

なので、もともとの敷地がディズニーシーの半分以下となると、それほど広大な面積のテーマパークにはならない可能性が高いですね。

『ハリー・ポッター』といえば・・日本では、2014年に大阪のテーマパーク、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が、年間の売り上げのおよそ半分にあたる450億円をかけて、「ハリー・ポッター」の世界を再現した施設をオープンしました。初日には、徹夜した人を含めておよそ3000人が列を作り、今でも高い人気を誇っています!

2つ目の『ハリー・ポッター』のテーマパークとなるので、広大ではないにせよ期待は膨らみます‼

“としまえん” まとめ

東京都の昔から長年親しまれてきた遊園地“としまえん”ですが

『閉園』となると、お客さんが最後にという想いでたくさん訪れそうですね。

大人から子供まで、カップルから親子まで、幅広い客層を集める事が出来る遊園地ですから、惜しむ声も多いことでしょう。

長年世代に渡って利用されているお客さんにとっては寂しいニュースになることだと思いますが、『避難地域』として公園を整備する事は必要な事案だとは思うので、今後に期待したいと思います!

まだまだ楽しいイベントの残る“としまえん”へ

ぜひ訪れてみて下さい♪