
トマト、好きですか?!
好き・嫌いの多い野菜というイメージがあるトマトですが、テレビでもよく紹介されているように、その栄養素にはさまざまなメリットがあります。
その栄養素をトマトが苦手な方にもぜひ食べてもらいたい‼
という思いから色々調べてみましたので参考にしてみて下さい♪
トマトの栄養素をおさらい
見た目にも可愛いトマトの栄養素。
テレビでも何度も紹介されていると思いますが、改めてまとめてみようと思います‼
・リコピン
よく聞く「リコピン」とは、トマトの赤い色に含まれていてアンチエイジングに役立つ抗酸化作用に優れています。
生活習慣病予防の効果もあるとして、研究が続けられている注目の栄養素。
生よりも加熱したほうが2倍から3倍も吸収率が高まるようです。
実は、リコピンは「いつ摂るか」も重要です。
おすすめなのは、朝食時にトマトジュースと牛乳を組みあわせること。リコピンは牛乳との相性も良く、カルシウムも摂取できて吸収もバッチリ‼
・ビタミン類
皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必要なビタミンCの含有量が高く、鉄の吸収のサポートや、抗ストレス、抗酸化効果まで期待できます。
また、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEもバランスよく含んでいます。
・グルタミン酸
トマトには、昆布だしのうま味成分であるグルタミン酸も豊富に含まれています。
トマトは美肌を作る
トマトがもたらすさまざまな美肌効果をご紹介していきます‼
・肌サビを防ぐ
先程ご紹介した『リコピン』に活性酸素を減らす抗酸化力が抜群に含まれており、肌サビを防ぐ野菜の代表格といえます。
・シミや紫外線に効果的
3大美容ビタミンと呼ばれるビタミンA・ビタミンC・ビタミンE(通称ビタミンエース)をはじめ、各種ビタミン、ミネラルもバランスよく含まれています。
これからの季節気になる紫外線によるダメージにも、効果的。シミをつくらないためにも毎日意識して食べたいのがトマトです。
・コラーゲンも生成
「リコピン」は、加熱することでより吸収率がアップします。
たんぱく質と結びついて、コラーゲンを生成してくれるので、モッツァレラチーズとオリーブオイルで……なんて料理もお店などで良く見ますよね。
コラーゲンを増やす働きもあるので、シミ・シワ・たるみなどさまざまな老化サインからお肌を守ってくれます。
最近はスイーツにも使われる万能食材とも言われています。
トマトを食べて理想のキレイを育みましょう‼
トマトが苦手でも食べられる方法
美味しくて甘いトマト‼
と言われがちですが、筆者はトマトの種の部分が苦手です…。
実は子供の嫌いな野菜ランキング4位でもあるトマト‼
思ったより苦手な人は多いのがわかります。
特にサラダなどスライスしてあるトマトそのままを食べるのはちょっと…
でもこんなに栄養があって、お肌にいいもの食べたくないわけない‼
という事で、トマトが苦手な方でも美味しく食べられる方法を探しました‼
・酸味が苦手な人向け
トマトの酸味は加熱することで軽減できます。トマトにはうまみ成分「グアニル酸」が含まれており、加熱により成分が凝縮されるため、生よりもうまみを感じやすくなります。
【トマトご飯】:材料(3、4人分)
お米:2合
トマト:1個
昆布:8㎝角1枚
[A]
しょう油:小さじ2強
塩:小さじ1/2
:作り方
1.トマトのヘタを取り、皮目に十字の切れ込みを入れる。
2.炊飯器に、洗ったお米、Aを入れて水を2合の目盛りまで入れる。
3.2に、1と昆布をのせて、炊く。
4.炊きあがったら、トマトの皮と昆布を取り除いて全体を混ぜる。
昆布ではなくツナ缶を入れるのもお子さんにはオススメです。

・食感が苦手な人向け
食感のザラつきは、果肉を1cmほどの大きさに刻むことで気にならなくなります。種&ゼリーの食感は、下ごしらえの時に種とゼリーをスプーンで取り除きます。皮が気になる場合は、湯むきをします。
【トマトと卵のスープ】:材料(4人分)
トマト:大1個
玉ねぎ:1/2個
卵:1個
コンソメ :1個
塩コショウ:適量
:作り方
1.玉ねぎは薄切り、トマトは小さめ一口大に切り、卵は溶きほぐしておく。
2.鍋に水2カップ、コンソメ、玉ねぎを入れ、玉ねぎが柔らかくなるまで煮る。
3.トマトを加え煮立ったら灰汁をとり、塩コショウで味を整える。
4.沸騰しているところに卵を流し入れ、卵がふわふわな状態のうちに火を止める。

・匂いが苦手な人向け
トマトの匂いが気になる場合は、ツナやマヨネーズと一緒に炒めて、油でコーティングすると抑えられます。「トマトとツナの炒めもの」は、ごはんにも合いますよ。
【トマトとツナの炒めもの】:材料(2、3人分)
トマト:2〜3個
ツナ缶:1缶
溶き卵:2〜3個
オリーブオイル :大さじ1
薄口醤油 :小さじ1〜2
刻みネギ:適量
:作り方
1.トマトを8当分のくし切りにし更に半分に切る。
2.フライパンにオリーブオイルを入れ、トマト、ツナ缶を炒める。
3.薄口醤油で味付けし、溶き卵を回し入れ卵が固まれば皿に盛り刻みネギを散らせば出来上がり。

トマトの保存方法
さっそくトマトをたくさん買ってトマト生活スタート‼
でもそのままで保存していて大丈夫か心配ですよね?
トマトの正しい保存方法をご紹介します。
・青いトマトは常温で保存して追熟
青いトマトは完熟前ですので、常温保存で追熟させます。
【追熟とは】:一部の果物などを収穫後、一定期間置くことで、甘さを増したり果肉をやわらかくする処理のこと。
常温で保存すると約3日~5日で青いトマトが赤く完熟します。追熟に適した温度は、10〜15度前後と言われており、夏場の常温保存は避けましょう。
追熟したら、冷蔵庫の野菜室で保存します。ヘタを下向きにして、ポリ袋や保存容器に入れて、しっかり口や蓋を締めて保存するのがポイントです。
・冬場は常温保存OK
赤いトマトはすでに完熟しているので、常温保存はNG 。ただし冬場なら常温保存をすることが可能です。
その場合には10度以下になる場所で常温保存をしましょう。10度を超えてしまう場合には、冷蔵庫の野菜室で保存します。
・冷蔵庫で保存
トマトは冬場であれば、常温で保存できますが、その他の季節は基本的に冷蔵庫で保存するようにしましょう。
トマトを冷蔵庫で保存する場合には、必ずヘタの部分を下にします。お皿やパックに並べ、ビニール袋に入れてしっかりと口の部分を閉じてください。
・冷凍庫で保存
トマトを長期保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。トマトは丸ごと冷凍保存をすることができるので、覚えておくと良いです。
丸ごとトマトを冷凍する場合には、きれいに洗ってヘタを取り除きます。包丁でヘタの部分をカットした場合には、しっかりとラップで空気から守りましょう。
その後フリーザーバックに入れて冷凍保存をします。フリーザーバッグには、できるだけ空気が入らないようにして下さい。
ダイス状にカットしても同様です。
・保存期間
冬場の常温保存した赤いトマトは【約1週間程度】は新鮮なまま食べられます。
冷蔵庫で保存したトマトは【約10日程度】が保存期間になります。
冷凍保存の場合【2ヶ月程度】が目安となります。
ですが、冷凍することで、鮮度や栄養が失われていくのを遅らせることはできても、完全に止めることはできないので、早めに使い切ることをおすすめします。
一度解凍したトマトを再冷凍することは出来なので、必要な分を取り出したら、残りはすぐに冷凍庫に戻して下さい‼
トマト まとめ
いかがでしたでしょうか?
【トマト】の万能っぷりが伝わりましたでしょうか?
美肌にも健康にも良いトマトの魅力に取り憑かれた方は今すぐスーパーへ行きたくなるのでは?!
ですが、他の記事でも良く書くように、【食べすぎは厳禁】です‼
何事にも適量というものがありますので、たくさん食べればいいという物ではありません。
トマトの場合、体が冷えてしまうという場合もあります。
成人なら1日1~2個。
子供ならその半分程度にしましょう‼
良い効果を得るためにも、適量で続ける事が大切ですね。