
秋になると食べたくなるのが、さつまいも。
甘みが強く、ボリュームもあることから太りやすいイメージがあるかもしれませんが、実はダイエットに適している食品のひとつといわれています!
そんなさつまいもが美容やダイエットにどれだけ効果的なのかご紹介していきます!
さつまいもの成分とは?
さつまいもは秋の味覚との代表として親しまれています。
秋になると焼きいもとして売られていたり、芋ほりをしたり、小さい頃からなじみの深い食材ですよね。
ではそんなさつまいもにはどんな嬉しい成分があるのでしょうか?
食物繊維
食品成分表を元にすると、さつまいも100gあたりの内食物繊維は2.3g含まれています。
さつまいもは、いも類の中で食物繊維の含有量が一番高く、水溶性と不溶性の両方の食物繊維が含まれているのです。
不溶性食物繊維は腸壁を刺激し、大腸の蠕動運動を促して排便を促してくれるので便秘改善の効果があります。
でんぷん
さつまいもにはでんぷんなどの糖質が多く含まれています。
米や小麦と一緒でエネルギー源になります。
さつまいもが加熱すると甘くなるのは主成分であるでんぷんが加熱によって分解され、糖質に変化するからです。
さつまいもの糖質は血糖値が上がりにくいので、ダイエット向きの食品とも言えます。
たんぱく質
さつまいもに含まれているたんぱく質は植物性で、あまり多くは含まれていません。
栄養が豊富ですが、食べる際は他のたんぱく質を補いながら食べると良いでしょう
ビタミンC
さつまいもに含まれているビタミンC含有量は芋類の中でトップです。
ビタミンCは水溶性で熱に弱く加熱すると溶け出してしまうという性質がありますが、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているため比較的熱に強いのです。
さつまいもの皮
さつまいもの皮には栄養がたっぷり含まれています。
じつは実よりも皮に食物繊維が豊富に含まれているのです。
便秘がちな人や腸内環境を整えたい方は皮ごと食べた方がおすすめです!
さつまいものダイエット効果
甘みが強く、ボリュームもあることから太りやすいイメージがあるかもしれませんが、実はダイエットに適している食品のひとつといわれています!
そこで、食欲の秋だからこそおすすめしたいのが、さつまいもを使った「置き換えダイエット」です。
置き換えにするタイミング
おすすめは、朝食の置き換えです。
さつまいもは、いも類のなかでもとりわけ豊富に食物繊維を含んでおり、腹持ちがよいため、お昼まで空腹になりにくいので助かります。
食物繊維が腸内の善玉菌を増やし、便秘を引き起こす悪玉菌を減らすことで、お通じもよくなるといわれています。
食べるポイント
ポイントは、皮ごと食べること!
食物繊維は皮に豊富に含まれているため、捨てるにはもったいない部分です。
そして食べ方はふかしたり、焼いたりしてシンプルにいただくと、カロリーをおさえられます。
前日の夜からさつまいもを水に浸けておき、翌朝さつまいも全体にフォークで穴を開けてからラップでふわっと巻き、500wの電子レンジで6分程度加熱すればできあがり。
水に浸けておくことで、しっとりとホクホクに仕上がります。
さつまいもの美容効果
さつまいもは、美容効果が高い食品として話題を集め、韓国女性の美容食としても取り入れられているんです。
食べて美味しく美肌を目指すことができるよう、さつまいもの驚くべき美容効果をご紹介します!
肌荒れや大人ニキビの改善に!
さつまいもの代表的な栄養成分「ヤラピン」は、美容とのかかわりが大きい食物繊維の一種として知られています。
繰り返しできてしまうことが多い大人ニキビや肌荒れは、腸内環境の悪化や、体内に毒素・老廃物が蓄積されていることが大きな原因。
さつまいものヤラピンは、腸内環境を健やかに整えてお通じをスムーズにするので、この流れによって体内の老廃物・毒素が排出でき、そこからつややかで丈夫な肌質へとケアしてくれるのです。
エイジングサインのケアにも!
さつまいもに含有されている「ビタミンE」「ポリフェノール」は、老化の進行を食い止めながら、若々しいお肌細胞・美肌をキープしてくれるエイジングケア成分なので、年齢肌のサインが気になる人にこそ試してほしい美容食となっています!
滞りやすい血液やリンパ液のめぐりを活性化し、血色の良い美肌に、お肌の冷えを予防しながら、代謝のサイクルを安定させる効果が期待できます。
さつまいもはむくみのケアにも効果的!
フェイスラインやカラダのむくみ・重さは、過剰に塩分・水分を摂取してしまっていることが大きな原因。
さつまいもに含有されている「カリウム」は、体内に蓄積されたままの余分な水分・塩分を、利尿作用によって体外に排出する働きがあるため、気になるむくみをスッキリシャープなフェイスラインに整えてくれる効果も!
シミ・くすみにもさつまいも!
ビタミンCは、熱や胃酸に溶けだしてしまうデリケートな性質を持っているのですが、さつまいもに含有されたビタミンCは、熱や胃酸にも溶けだしにくく、体内への吸収が良いといわれています。
ビタミンCには紫外線ダメージによって発生したメラニンを分解・排出や、紫外線から産生されるメラニン発生を未然に防ぐなどなど、たくさんのお肌に嬉しい美容効果が期待できるため、美容習慣にぜひさつまいもを摂り入れたいですね!
さつまいものデメリット
さつまいもダイエットをいざ始める前に知っておきたいデメリットをご紹介します!
さつまいもの値段が高い
挫折の理由になりやすいトップがコレです。
高騰している時で一本300円近くします。
もちろん安いときは1本100円もしませんが、上がるときは上がってしまうのが問題です。
安い時のまとめ買いがオススメです。
リバウンドしやすい
これは置き換えダイエットでよくあることなのですが…やめたとたんにリバウンドします。
原因としては目標体重までやせて達成した後、元の食生活に戻ることにあります。
せっかくやせたのに太っていたころと同じ生活態度でいれば徐々に戻っていくのは当たり前ですよね。
さつまいもだけに頼るのはやめましょう。
さつまいもに飽きる
毎日食べ続けるので、どうしても飽きが出てしまう方は多いです。
特に飽きやすい人はたまに食べたらおいしくてついつい食べ過ぎてしまう人…。
決められた分量を守ってダイエットに取り組みましょう。
目安として1/2個くらいです。
さつまいも効果 まとめ
いかがでしたか?
少々のデメリットはありますが、さつまいもを上手く摂り入れる事が出来れば美容にも良いのでおすすめです!
他の記事でも書きましたが、何事も食べすぎは禁物です!
飽きがこないようにするためにも、ほどほどに続けられる程度で我慢しましょう!
さつまいもの食べすぎで逆に太っても意味ないですからね…。