普段、みなさんは1日に何回【ありがとう】という言葉を口にしていますか?

何かをしてもらった時や、プレゼントを貰った時、家族や恋人や身近な人に対してもきちんと【ありがとう】と言えていますか?

言って当たり前と思って日々生活をしている人と、そうでない人。

違いはあるのでしょうか?

子供にも、きちんと【ありがとう】が言える子に育って欲しいと思う親も多いと思います。

今回は【ありがとう】という魔法の言葉の大切さをお伝えしたいと思います。

【ありがとう】が言える人

普段から【ありがとう】が言える人ってどんな人なのでしょうか?

「ありがとう」と言われて嫌な思いをする人は、まずいないことでしょう。

この言葉には、感謝の気持ちが込められている訳ですから、褒められたような感覚になる人も多いものです。

思いやりのある性格

「ありがとう」がいつも言えている人は、小さなことでも他人の言動を大切に思うことが出来る思いやりある性格であることが伺えます。

何かをしてもらったら「ありがとう」、アドバイスをくれたら「ありがとう」、一見当たり前のように見えるものですが、人はそこに価値を見出だせたり成果が得られないと、なかなか感謝の気持ちを持つことが出来ないのです。

大小関わらず、自分と関わっている人やモノに対して常に思いやりの気持ちを持っているからこそ、自然と出てくる言葉なのだと思います。

気持ちを素直に言葉に出来る人

「ありがとう」とか「ごめんなさい」という言葉は、人によっては恥ずかしい言葉として認識されていることもあります。

「ありがとう」と言う言葉を頻繁に発することが出来る人は、自分の気持ちに素直になれる人。

決して恥ずかしいという思いは持っておらず、むしろ素直に表現できる素敵な言葉と思っていることでしょう。

プライドが邪魔して言えない人も多くいますが、言葉にせずに流してしまうことで、相手には不快な思いをするケースだってあります。

幅広い交友関係や付き合いがある人

些細なことでも「ありがとう」と言える人は、信頼性を高く保つことができ、また相手に良い気持ちにさせることが多いため、人脈が広いことが特徴として挙げられます。

仕事においても友達関係においても「ありがとう」と言う機会は必ずあるもの。

この言葉があるかないかによって、その人の人柄が分かってしまうこともあります。

両親からたっぷり愛情を得た人

幼い頃から、両親が自分に対して「ありがとう」という機会が多かったり、両親が周りの人に対していつも「ありがとう」と言っていることで、自然と身についたというケースです。

両親の発する言葉や口癖は、知らず知らずのうちに自分の頭の中に残っていることが多く、大人になった時に同じように周りにしていることが多いです。

それが「ありがとう」という言葉であったら、とても大切に、そしてたっぷりの愛情を持って育てられたことが考えられます。

【ありがとう】が口癖になっている人

「ありがとう」が口癖になっている人は、人への感謝の気持ちを常に持っている人であったり、常識がきちんと身についている人ということが伺えます。

感謝の大切さを知っている人

感謝がどれくらい大切か、どれほど大きなパワーを秘めているかを知っているからこそ、口癖のように「ありがとう」というのです。

感謝すると徳が積まれますから、常に徳を積み続けている人でもあります。

結果、人間関係も円満で、困った時にもいつも誰かに助けてもらえる人徳と人望のある人でしょう。

周りに良い印象を与える

どんなときも相手にお礼を言える低姿勢な姿は、周りにも良い印象を与えます。

職場や友人や家族のような身近な存在の人に些細な事でも「ありがとう」と言える人は感謝の気持ちを忘れない素敵な人と言えます。

また身近な人のみならず、コンビニや飲食店の店員さんなどにも店を出る際などに「ありがとう」と言える人は周りから良い印象を持たれます。

客だから当たり前と思うのではなく、どんな人にも謙虚に接する人に見えますね。

【ありがとう】と言う機会が人より多い

人に「ありがとう」という時は嬉しい時や何かをしてもらった時ですよね。

何もしてもらってないのに言う人はいません。

【ありがとう】が口癖の人は、日頃それだけたくさん人に関わり「ありがとう」と言わせてもらえているという事です。

「ありがとう」と言わない人に何か手助けをしてあげよう、手を差し伸べようと思う人はあまりいませんよね。

当てはまる、もしくは周りにこんな人がいるという方も多くおられるのではないでしょうか?

自分が、もしくは身近にいる方は素敵な人間関係にあると思います。

【ごめんなさい】が言える人

【ありがとう】と同じように大切な言葉が【ごめんなさい】だと思います。

謝る事は誰にでも出来る事ですが、プライドの為に「ごめんなさい」と一言が言えない人は存在します。

素直に悪い事を認めて謝れるのは、人間関係を円滑にします。

夫婦やカップルでも相手に「ありがとう・ごめんなさい」の気持ちをきちんと言葉で伝えられると長続きします。

間違いを認める

「ごめんなさい」を言うことは簡単なことではありません。だからこそ、人は素直に謝れる人を評価するのです。

間違いを認めた上で、謝罪することは大人になればなるほどプライドが邪魔してなかなか簡単には出来なかったりします。

ですが、きちんと非を認め謝罪出来る人ほど、上へとステップアップ出来るのも確かです。

なぜならば、謝罪の後にするのは「改善」だからです。

ケンカの仕方

罪が誰にあるのかは探さないようにしましょう。

『あなたのせいでこうなった』などと相手を責めるのは傷つけているようなものです。

怒り心頭で、相手を理解出来ないと思ってしまいますが、人それぞれ考える事は違うのだと男女の場合は特に意識する事が必要だと思います。

謝って欲しいのであれば、先に謝る事も1つの方法です。

【ありがとう・ごめんなさい】が言える子に

子供でも、きちんと言える子と言えない子がいます。

実は、子供が言えるかどうかはその子の親を見ればわかるといいます。

親が謝る姿を見る

なかなか恥ずかしがって言えない子や、まだ小さいお子さんの場合は、親の方がしっかり心を込めて、「ごめんなさい」「ありがとうございます」など代弁して伝えることも大切です。

そして、「次は自分で言おうね」と促す事も大切です。

無理に言わせない

「ありがとう」「ごめんなさい」は、子供にお友達と仲良く遊んでもらいたいという思いから、早めに教える方も多いのではないでしょうか?

子供自身はまだそう思っていないことがなかなか言えない理由でもあります。

自分で「嬉しい」「悪いことをしちゃった」と感じて初めて言葉に出します。

子供に無理やり言わせることは、このプロセスをすっ飛ばしてしまうことになるので、子供は自分で考える余地がありません。

「ありがとう」と人から言われると、気持ちが良いものですよね。

その喜びを子供にも体感させる事も大切です。

「ありがとう」は心がともなってこそ、相手に伝わる言葉です。

「ありがとう」と言う事で相手が喜んでくれれば、言う側も嬉しくなりますよね。

また、大好きなママが喜んでくれることで子供は何度も「ありがとう」を言いたくなります。思いやりの気持ちや優しさも育まれると思いますよ。

まとめ

日々、感謝の言葉を言えていますか?

ささいな事ですが、とても大切な事でもあります。

小さな事でも「ありがとう」と口に出来る人ほど、幸せな兆候も見られるそうですよ。

誰かに感謝出来る人生でありたいとも思いますよね。

そして感謝から感謝が生まれます。

いつも記事を読んで頂いてありがとうございます‼