
実は、今や4組に1組が再婚という時代!
「バツイチは不利なのでは?」
「子連れ再婚は無理だろう…」
そんな風に思う人も多いかもしれませんが、3組に1組が離婚するといわれている昨今、バツイチはそれほど珍しくもありません。
例えお子さんがいたとしても『ステップファミリー』として新たな生活を踏み出す人が増えています。
では再婚経験者はどんな風に考え、どのように再婚に踏み出したのでしょうか?
再婚前に考える事
離婚してすぐには再婚は考えられないかもしれません。
ですが、周りの幸せそうな夫婦を見れば、「なぜ自分は…」と思ったりもしますよね。
また結婚したい…そう思った時に考えるべき事をいくつかご紹介します。
離婚原因を振り返る
好きになるのに理由はありませんが、別れるのには必ず原因があります。
離婚に至った原因をしっかりと理解しなければ、同じような相手を選んでしまったり、自身の反省につなげられなかったりと、また同じことの繰り返しになってしまいます!
同じ失敗をしないようにすることが大事です。
理想の結婚生活について考える
離婚理由の第1位は「価値観の相違(性格の不一致)」です。
なぜそういう理由に行き着くかというと、思い描いていたライフスタイルを築くことができなかったからです。
家族と一緒に過ごす時間を大切にしたい人は、激務系男子はNG!
仕事をバリバリ続けたいと思うのなら、家事育児に協力的な男性を…
ライフスタイルに無理がある生活は長続きしないので、どういった生活をしたいのか長い目でみて相手を選びましょう。
なぜ再婚したいのか?
本当に結婚生活をもう1度したいのか? 何のために再婚したいのか? よく考える必要があります。
特にお子さんがいらっしゃる場合は、考えることが多くなりますよね!
恋愛感情だけでは、結婚生活は長続きしません。
結婚生活に確固たるメリットを見出して、そこに意志や覚悟あってこそ、長きにわたる結婚生活を維持できるものです。
再婚相手に求める条件
再婚するにあたって、同じ失敗は繰り返したくない思いからより慎重になってしまうのは当然ですよね。
ではどんな事に気を付ければいいのか?
今回は再婚する時に重要なポイントをまとめました。
人間的な優しさがあるか?
今では『亭主関白=モラハラ夫』です。
いくら稼ぎがよい男性でも、モラハラで「俺や俺の親につくせ、一切家事の手を抜くな」などと言ってくるような方では幸せに暮らせません。
モラハラ気質の方は上手く悪いところを隠すため見極めが難しいですが、言動の端々を見逃さずチェックしてみて下さい。
ポイントのチェック方法
・店員さんやテレビに出ている方に対して暴言がひどい
・時折パートナー(女性)を見下す
・運転していると急に性格が激しくなって大声で怒鳴る
・偏見がひどい
親、兄弟への距離感は一緒か?
離婚原因の1つとして、義理の両親や兄弟の問題があります。
義理の家族との距離感は状況によってはかなりのストレスに…家族への距離感が似ているかどうかのチェックは必須です。
ポイントのチェック方法
・自分がまず家族について話し、相手にも家族について語ってもらう
・結婚をする上で、家族とはどう付き合いたいかを話し合う
・親や兄弟の話をしてみる
・お互いに実家訪問をする
金銭感覚が合っているか?
収入が良くても浪費がひどければ家計は苦しいです。また、お金持ちでも倹約が過ぎると息苦しい生活を強いられます。
「金銭感覚の一致」は重要で、そこから離婚に至る人も少なくありません。
交際中に「浪費家でないか?あるいは倹約家過ぎないか?」を見極めましょう。
ポイントのチェック方法
・食事の支払いについて希望を聞く
・結婚後の金銭管理について話し合う
・一緒に買い物に行ってみる
この他にも「子育てへの考え方は同じか?」ということが子連れ再婚の方には最重要となってきますので
しっかり相手を見極めて決めたいですね!
再婚相手に選んではいけないタイプ
バツイチになっても出会いが比較的多く、恋愛する相手や再婚相手を見つけやすいという方も多いですよね。
再婚相手は20代ということもあるかもしれません…それだけに、若い頃と同じような失敗をしてしまう可能性もあります。
気を付けるべきNGな再婚相手の特徴をまとめてみました。
【男性編】
・転職を繰り返している、定職に就かない
明確な目標もないのに転職を繰り返している男性や、定職に就かない男性と結婚すると、経済的に苦労する危険性があります。
ただし、エンジニアや営業職、福祉関係の仕事など職種へのこだわりやスキルを持っていて何度か転職しているという場合はOK!
全く違う職種を渡り歩いているというような「自分探し中」の男性は避けましょう!
・収入が少なすぎる
定職についていたとしても、残念ながら収入が少なすぎる場合も再婚相手としては不向きです。
一度結婚に失敗しているのに、再婚してまでわざわざ生活費に苦労をするような相手を選ぶ必要はありません。
なるべく安定して、生活ができる収入がある方が、結婚後のトラブルに発展しにくいです。
【女性編】
・家事をしようとしない女性
男女平等の世の中ですから、必ずしも女性が家事をしなければならない!という考え方は時代遅れですが、うまい・下手に関わらず、お互いがやろうとする姿勢は重要。
お互いがお互いを思いやって、どういう役割を担うのか、しっかり話あって、実現できる関係性がベスト!
・再婚だけが目的になっている女性
相手がバツイチである場合、彼女が再婚だけを目的にして婚活に励んでいる女性でないか見極めるようにしてください。
収入や社会的地位、あなたとの両親の関係など条件だけで男性を選ぶようなタイプは、愛情に欠ける女性かもしれません…。
見極め方が難しいのですが…婚活パーティーやイベントで出会った人のことを延々と話すような女性はパスした方がいいでしょう。
再婚式の注意点

再婚自体は増えている一方で、再婚の「結婚式」を行う人は少なく、特に妻が再婚のカップルにその傾向が見られるようです。
もしも、心のどこかに「再婚だけど結婚式を挙げられたらいいのにな」という気持ちがあるのなら、またみんながお祝いをしてくれるような「配慮」をしながら、再婚でも結婚式が挙げられたら嬉しいですよね!
ご祝儀をどうするか
再婚での結婚式の「ご祝儀」は辞退するのが吉、その代わり結婚式のスタイルを変えて「会費制」とする方法も!
ご祝儀云々について考える必要がなくなり、結婚する側も招かれる側もお互いに気兼ねなく、結婚式に向かうことが出来ます♪
子どもを連れての再婚式
パートナーのどちらか、または両方に子どもがいる場合の再婚の結婚式は、まさに「新しい家族が誕生する瞬間」をゲストのみんなが目にすることになります。
フラワーボーイやフラワーボーイの役についてもらったり、子どもと一緒にケーキの入刀を行ったりするのは、ゲストにとっても微笑ましい演出となります。
「子どもとともに幸せになる」決意を夫婦になるふたりが見せていけば、子どもにもきっと再婚の結婚式の重要さが伝わるはずです!
いかがでしたか?
なんとなく敷居が高いかのように見える再婚の結婚式も、周囲の人々の気持ちに配慮することを忘れなければ、きっと祝福されるものになるでしょう!
初婚でも再婚でも、結婚式は縁のあった二人が新しい人生を始めるための「けじめ」をつけるための式でもあります。
スムーズに、周りの方々に再び祝福して貰えるような、再婚でも素敵な結婚式を挙げられればと思いますので参考にしてみて下さい!
再婚するには まとめ
何度も再婚を繰り返す人もいれば、一生を添い遂げる人も…
人生はそれぞれですが、みんな「幸せ」を願って決断している事だと思います。
その中で「結婚」は初婚であれ、再婚であれ人生の分岐となりますよね。
再婚となればなおさら慎重に行動したいところ…
そんな方に参考にしていただければと思います!
同じ失敗を繰り返さずに済む相手であるか、しっかり見極めて幸せを掴んで下さい。