“リフレクソロジー”がどんな効果をもたらしてくれるか、ご存知ですか?

ただ、足をマッサージして『気持ちよかった』とリラックスして終わるものではありません。

さまざまな効果があるならぜひやってみたいと思いますよね?

そこで今回は“リフレクソロジー”がもたらしてくれる効果をまとめてみました。

“リフレクソロジー”とは?

“リフレクソロジー”は『反射療法』ともいい、主に足の裏の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こるという考えに基づき、疲労の改善などをはかる療法です。

体の不調を改善したり、疲労を回復させたり、美容効果を高める療法もあります。

リフレクソロジーの施術を行う人を『リフレクソロジスト』または、『反射療法士』と言われています。

そもそも、“リフレクソロジー”とは造語で

リフレックス(reflex=反射)とロジー(logy=学問)を組み合わせた言葉になります。

また、身体面だけでなく、足裏への心地よい刺激によってリラックス効果・ストレス解消など心の面でも良い効果が得られるので、深い眠りにつくことが出来たりします。

“リフレクソロジー”と“足つぼマッサージ”の違い

“リフレクソロジー”と“足つぼマッサージ”を混同している人もいますが、実は大きく異なります。

“足つぼマッサージ”では足裏の反射点(つぼ)を指で押す際、「点」で押すように力を加えるのに対し、“リフレクソロジー”では反射区(エリア)を「面」としてとらえて押します。

ピンポイントで強く押すイメージのある“足つぼマッサージ”と比べて、「リフレクソロジーは痛くない」といわれますが、実際に押す際の強さだけでなく、「点」で押されるときと、「面」で押されるときの感じ方の違いも理由のひとつになっていると思います。

【押す場所】

リフレクソロジー:足裏にある反射区を、点でなくゾーン(またはエリア)としてとらえ、周辺を含め、まんべんなく押します。

足つぼ:足裏にある経穴とも呼ばれる反射点(ツボ)を押します。この反射点はそれぞれ、特定の臓器・器官に対応しているとされており、症状に合わせてピンポイントで押します。

【押す力】

リフレクソロジー:主に撫でるようにソフトに押します。 やさしく揉むような押し方のため、心地よさから眠ってしまう人もいるようです。

足つぼ:主に押すときの強さは「強すぎず、弱さすぎず」が目安です。 押して気持ちいい強さ「痛気持ちいい」が良い、とされています。

人によって好みは違うと思います。

リフレクソロジーがオススメな人:押し方が強いのが苦手、心の癒やしも必要

足つぼマッサージがオススメな人:イタ気持ちいいくらいが良い、身体の不調をしっかりケアして欲しい

どちらが良いのか迷う場合は、参考にしていて下さい‼

“リフレクソロジー”の7つの効果

“リフレクソロジー”を行う事で得られる効果は7つあります。

それを一つ一つご紹介したいと思います。

気になる効果がある場合はぜひ受けてみて下さい♪

体温を上げる

・足裏の反射区をマッサージすることによって血行が良くなり、その結果全身の血流の流れも良くなって身体が温まります。

体温は1°C上がると、免疫力が5〜6倍も増加するとされています。

定期的に行う事によって、平熱が上がり冷え性も改善できます。

太りにくくする

・太りにくくする効果も期待されています。

血行が良くなり、全身に酸素が行き渡るようになり老廃物が出やすくなることで新陳代謝が良くなると考えています。

肥満というのは、老廃物がなかなか排出されず、体内にたまり続ける状態です

新陳代謝が良くなれば、太りにくい体質に改善出来ます。

病気になりにくくする

・血流や、代謝が良くなることで本来持っている自然治癒力が引き出されます。

季節の変わり目などで風邪を引きやすかった身体が、改善され自然治癒力が働き、風邪を引かない身体になっていく事でしょう。

足のむくみの解消

・足のむくみの原因となるのは『セルライト』です。

“リフレクソロジー”を行うことでリンパの流れや血流が良くなり、セルライトができにくくなる事で、むくみにくい身体に改善します。

立ち仕事はもちろんのこと、ほぼ座りっぱなしの仕事、冷え、食生活の乱れなどでも足がむくむことはあります。

足のむくみをとり、ほっそりさせるには、脂肪や老廃物をためず『セルライト』をつくらないことが重要です‼

リラックス効果

・高いリラックス効果を得られます。

心地よい刺激と、素手によって肌に直接安心感や温もりを得られる事がリラックス効果を高めてくれます。

実際、脳がリラックス状態であることを示す、アルファ波が脳波に現れやすくなることが知られています。

ストレス解消

・心地よい刺激によって自律神経が整えられます。

深い眠りにつくことが出来るようになり、ストレスがたまりにくくなります。

ストレスは、日々の生活や仕事の中で少なからず溜まってしまいがちですが、やさしくマッサージされることで心が癒され、ストレスが解消されやすくなります。

エイジングケア

・代謝が良くなるという事は、新しい細胞が生まれて古い細胞が排出されるというサイクルが、よりスムーズになります。

その結果、美肌効果も高まりいつも若々しくいられる効果が期待できます。

“リフレクソロジー”で得られる効果で気になるものはありましたでしょうか?

女性に多い『冷え性』や『むくみ』などは改善したいと考えておられる方は多いのではないでしょうか?

“リフレクソロジー”をする時の注意点

“リフレクソロジー”ではたくさんの効果を得ることが出来ますが、タイミングによっては体調を悪くしてしまう事もあるので注意が必要です。

*骨粗鬆症の方、喘息や心臓疾患・高血圧などを含む循環器系疾患・筋肉や骨の疾患、糖尿病、神経の炎症などを患われている方、癲癇(てんかん)のある方は、医師と相談してください 。

1:足を怪我している時はやめましょう

強く押さないのが基本ではありますが、足をケガしているときは患部やその周辺を多少なりとも刺激することで、症状を悪化させてしまうこともあるからです。

怪我の具合や、力加減などもわからないので治ってからにしましょう。

2:食後30分は“リフレクソロジーを控えましょう

食後30分以内に“リフレクソロジー”を行うと、消化が妨げられてしまいます。

食事の後は、全身の血流が消化器官系に集まり、食べたものの消化活動が行われます。

ですが、足裏などの反射区を揉むことにより全身に血流が循環しようとし、その結果、消化活動が妨げられてしまいます。

3:飲酒をされた場合は控えましょう

“リフレクソロジー”を行う事で血行が良くなります。

その結果、酔いがいっそうまわってしまうおそれがあります。

4:生理中は“リフレクソロジー”を行わない

個人差はありますが、血行が促進され過ぎてしまい、出血量が普段よりも多くなってしまう可能性もあるため、生理中は控えた方が良いでしょう。

5:妊娠中、妊娠の可能性のあるときは“リフレクソロジーを行わない

生殖器とつながっている反射区もあり、そこを刺激することで体調が変化することもあるためです。

可能性があるという場合も、何かあってからでは遅い場合もあるので控えるようにしましょう。

これらの注意点に気をつけて、安心・安全に“リフレクソロジー”を行うようにして下さいね。

“リフレクソロジー” まとめ

癒やされたい、身体のケアをしたいという方におすすめな“リフレクソロジー”で得られるたくさんの効果はどれも魅力的ですよね。

より健康な毎日を送るのに、お悩みの改善に役立つ効果はありましたでしょうか?

春の陽気が多くなってきたとはいえ、まだまだ肌寒い日は続きます。

お店でも、ご自身でもすることが出来る“リフレクソロジー”を

日々のお仕事に疲れている方、冷えや代謝の低下に悩んでいる方にぜひ体験してみてもらいたいなと思います‼

リフレクソロジー書籍一覧