実はココアは健康にも、そして女性には嬉しい美容にも効果があるのをご存知ですか?

寒い季節になるとココアを飲みたくなりますよね♪

子供から大人まで好きな人は多いメジャーな飲み物だからこそ、具体的にどのような効果があるのかご紹介します♪

ココアの成分とは?

ココアの主成分は「カカオポリフェノール」

原料はチョコレートと同じくカカオ豆で、カカオ豆を粉砕し、分離したカカオマスから脂肪分を除いたものがココアとして扱われています。

ココアにも2種類あり

「ピュアココア」:原料となるカカオマスから脂肪分を搾り取った後に粉末状にした物。

カフェインの量は粉末100gあたり200mg

「ミルクココア」:ピュアココアに砂糖や乳成分などを加えて飲みやすくした物。

カフェインの量は微量(成分として検出はされるがごくわずか)

カフェイン量をココア1杯当たりに換算してみると、ピュアココアで10mg、ミルクココアで微量となります。

1日のカフェイン摂取量は?

カフェインのからだへの影響は個人差が大きいと言われています。そのため、この程度であれば問題ないというはっきりとした上限量は定められていません。

ただし、カフェインの過剰摂取には注意が必要です!

特に妊婦さんはカフェインを摂りすぎると出生時に低体重となり、将来の健康リスクが高まるとして、1日あたりのカフェインの摂取量を200mgまでに抑えるように求められています。

コーヒーならマグカップ約2杯分になります。

子供のカフェイン摂取量は?

子供もココアは大好きですよね。ですが子供の場合も上限量は定められていないものの、注意が必要とされています。

・4~6歳 1日あたり45mg

・7~9歳 1日あたり62.5mg

・10~12歳 1日あたり85mg

子供のカフェインの1日あたりの摂取目安になりますが、ミルクココアの場合カフェインはごく微量しか含まれていませんが、糖分が多いので注意が必要です。

ココアの健康効果

ココアには強い抗酸化作用があり、血糖値の抑制や血流の促進のほか、多様な健康効果があるとされています。

動脈硬化を抑制する

カカオポリフェノールが酸化を抑制し、コレステロールが血管に留まるのを防ぎ、動脈硬化を抑制する効果が期待できます。

血流を促し、冷え・むくみを解消する

ココアに含まれる成分が末梢血管を拡張し、手足の血流を促す働きをします。

この作用により、冷えや手足のむくみなどが解消します。

発ガン作用の防止

活性酸素が遺伝子(DNA)や周囲の細胞を攻撃してしまうことを阻止します。

チョコレート消費量の多い国は、がん発生率が低いという研究結果もあります。

アレルギー改善

活性酸素が異常に作られてしまうことで発症してしまうアレルギー。カカオポリフェノールは、アレルギー症状発症の各段階で活性酸素の働きを抑えてくれます。

インフルエンザ予防

森永製菓株式会社さんが行った「ココアの抗インフルエンザウィルス効果実験」の結果、ココアを飲むことでナチュラルキラー活性が上昇することが明らかになり、インフルエンザ予防効果にも期待がもてると考えられています。

このように色々な効果が期待出来るココアですが、飲みすぎには注意しましょう。

どんな食べ物でも摂取しすぎは良くありません。

健康のためと毎日大量に口にしてしまうと、逆に体重増加の原因や血糖値の上昇を招いてしまいます。

ココアの美容効果

実はココアは女性の美容にとても役立つ飲み物で、ダイエットにも嬉しい効果が期待できるといわれています。

美肌効果

ココアに含まれる「カカオポリフェノール」には、シミやニキビの原因となる活性酸素を除去する働きがあります。

ドイツの研究では、ココアを飲んだほうが日焼けダメージを軽減できると報告されています。

便秘改善効果

ココアには不溶性食物繊維の一種「リグニン」が含まれています。

リグニンは腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にさせるため、便秘を改善する効果が期待できます。

冷え性改善効果

女性が悩まされがちな冷え性の改善にも、ココアが効果的です。

ココアに含まれる「テオブロミン」や「フラバノール」という成分が血管を拡張させて血流を促すため、冷えを和らげてくれます。

ダイエット効果

ココアはダイエットにも役立ちます。

テオブロミンが幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの働きを助けるため、ダイエット中のストレスを緩和し、満腹感を得やすくなるのです。

このように、ココアは美味しいだけではなく、美容にも効果的な飲み物です。

糖分の含まれないピュアココアを上手に使えば、太る心配もありません。

もし、少し甘くしたい場合はマシュマロを1,2個入れると溶けて甘みがプラスされますよ♪

美味しい飲み方

そのまま飲んでも美味しいココアだが、ちょっとしたものを加えてアレンジするだけで美味しさが倍増するちょい足しレシピも数多く存在します。

しかし、ピュアココアに限ってはそのまま飲むには少し苦い…という方も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメのピュアココアのアレンジ方法をご紹介します。

スパイスを加える

味にも香りにも深みが増すようになります。

「シナモン」「ジンジャー」などのお菓子作りでも相性がよいスパイスをココアにひとふりするだけで、ココアが大人の飲み物に変わります♪

豆乳を加える

豆乳で割っても美味しいです

ダイエット中・積極的にタンパク質を摂りたい人にはおすすめの飲み方ですね!

豆乳イソフラボンとカカオポリフェノールの組み合わせは健康的な飲み物です。

実は調整ココアと比べると、種類が少ないのがピュアココアパウダーの特徴です。

なので、ネットで購入されるのも簡単に手に入れる方法としては早いですよ。

そこでおすすめのピュアココアをご紹介します。

純ココア(オランダ産有名ブランド使用)

オランダ産有名ブランド使用とありますが、これは有名な「バンホーテン」の粉の事です。

缶入りのパウダーは少し値段が高めですが、袋入りはリーズナブルに大量のココアパウダーが手に入ります。入れ物はなんでもOKって人ならこれで十分ですね。

お湯に溶かすととろっとろに変化しますよ‼

バンホーテン ピュアココア

オランダのバンホーテンのココアパウダーです。

お菓子作りにも適しています。

ニチエー 純ココアパウダー

このピュアココアもオランダ産のパウダーです

 苦味や香りに癖があるわけでもなく、後味・風味がとてもスッキリで飲みやすいパウダーなのが特徴です。

お気に入りのピュアココアが見つかるといいですね♪

ココア まとめ

いかがでしたか?

子供から大人まで親しまれているココアですが、飲み方や種類によっては色々な効果が得られるので少し目線を変えて飲んでみてはいかがでしょう?

単に甘い飲み物としてではなく、健康や美容として取り入れる事が出来れば家族の為にも良いですよね‼

ですがやはり、何にしても撮りすぎはNGです。

適度な量を守って毎日続けてみましょう♪

温かい季節には「アイスココア」もおすすめですよ‼

年間通して飲めるのでお得ですよね。