『モラハラ夫の急増』にご注意‼

コロナで自粛が続く中、今度は『在宅勤務』をする人が増えてきました。

そこでモラハラ夫化する人が急増‼

見えない家庭のトラブルに注目してみました。

外出自粛でストレスが溜まっているのは子供だけじゃない…

夫の在宅勤務でストレスが貯まる奥様の助けになればと思います。

モラハラ夫とは?

『モラハラ』という言葉は最近よく聞かれて耳にしたことのある人も多いと思います。

正しくは『モラルハラスメント』といい、暴力の1つです。

手を出して相手を傷つけるのではなく、言葉によって相手を支配して行動や尊厳を奪います。

精神的な暴力や嫌がらせ

モラハラはDVとは異なり、目に見える暴力をするわけではないので相手が怪我を負う事はありません。

ですが、長期に渡って精神的な暴力や嫌がらせをしてきます。

自分の非も認めることはなく、明らかに自分が悪いとしても理不尽に相手を責め立てて精神的に追い込むので、だんだん相手は言い返す気力もなくなってきてしまいます。

そして、最後には相手が謝ってくるよう仕向けるのです。

マインドコントロール

モラハラをしてくる人は色んな手段を使って縛り付け、精神的に追い込んできます。

時にはDV以上に心が傷つくケースも。

ただの口喧嘩ではなく、相手の人格を否定するような言葉を繰り返し言い続ける事でマインドコントロールしていく事があります。

長い時間をかけてマインドコントロールされてしまった相手は我慢してしまうようになるので周囲に気づかれにくく、発覚しにくいのです。

このように、モラハラで相手を支配しようとするのは主に「夫」という立場の人が圧倒的に多いようです。

そして被害に合うのはもちろん「妻」。

精神的苦痛を与え、言葉を使って暴力を行うのです。

モラハラ夫のチェックリスト

モラハラを行う夫には一体どのような特徴があるのでしょうか?

結婚してから態度が豹変した!

結婚前の夫の様子を思い返してみて下さい。

交際中は優しくて紳士的な人ではありませんでしたか?

それなのに…結婚したとたん、人が変わったように態度が豹変し、妻の悪口を言ったり横柄な態度をとったりするようになったなら、モラハラ夫である可能性があります。

「結婚さえしてしまえば逃げられない」それをいいことに、結婚後は妻をなじったり逆に無視したりと、やりたい放題です。

こうしたモラハラ夫の豹変ぶりに耐えられず、離婚した妻も少なくありません。

無視をする

妻は夫の言うことを聞く人形ではないので、当然口ごたえをしたり、不快な態度をあらわにしたりします。

そこでモラハラ夫が取る行動が「無視」なのです。

人間にとって一番辛いことは、いじめられたり怒られたりすることではなく、無視されることです。

それもひどい時には数日に及ぶ場合も…。

そんな事を何度もされてはたまったものではありません。

離婚や別居を考えたとしても、無理はないでしょう。

周囲の評価は「優しい旦那さん」

モラハラ夫は、妻に対しては横柄な態度をとっても、「周囲からは“優しくていい夫”と思われたい」と強く願っています。

その為、外では完璧に自分を装い、常にニコニコと温和な態度で人に接し、けっしてスキを作りません。

ところが、家に変えると元通りのモラハラ夫となります。

そのことを誰かに打ち明けて愚痴をこぼしても、外での夫の態度を信じ切っている周囲の人は、信じてくれないのです。

暴言を吐き、見下してくる

妻に対して酷い暴言を言う事が多いです。

「バカ」や「死んでしまえ」はもちろんのこと、妻として母親としての否定の言葉や精神的に傷つく言葉を言ってきます。

このような暴言をずっと浴びせ続けられると、妻の心は次第に追い詰められ、「何もかも私が悪いのだ」と自分を責めるようになってしまいます。

嘘をつく

モラハラ夫は自分を優位に立たせたいが為に平気で嘘をつきます。

自分の身を守る為にそれらしい理由を付けるので厄介でもあります。

また、自分の方が勝っているという事を周囲に知らしめる為に、事実を捻じ曲げた嘘をつくこともあります。

バレた所で、「お前が勘違いしたんだ」で終わってしまいます。

嘘をつかれた方はたまったもんではありませんが、良心がないため平気で妻が間違っているように仕向けた嘘をつくのです。

モラハラ夫に対し、そのときに「なんでそんなことされなきゃいけないの?」と抵抗する妻なら、夫のモラハラから脱出することもできるでしょう。離婚や別居をするための準備も、自力で行えるかもしれません。

心配なのは、「自分が悪いのかもしれない」と思って自分を責めてしまう妻です。もしもそんな風に考えている人がいたら、あなたは悪くありません!

1日も早く夫が『モラハラ』だということに気付いて、離婚するなり別居するなり、自分の心と、お子さんがいるのであればお子さんを守る方法を考えることです。

在宅勤務でモラハラ夫化

普段、会社勤めで朝出勤し、夜遅くに帰ってくるという旦那さんをお持ちの一般家庭では、旦那さんが家族と過ごす時間は短いといえます。

子供が寝静まってから帰ってきて、寝顔ばかり見ているという方も少なくないでしょう。

ところが、在宅勤務によって家でずっと過ごすようになったらどのような生活リズムになるのでしょうか?

コロナウイルスの影響で、子どもは休校、夫は在宅勤務。そうなると、妻も負担が増え、今までの生活パターンが崩れる事になりますよね。

そこでストレスが生じ、モラハラ夫となる人も増えています。

気をつかう事が増える

ダイニングテーブルに仕事の資料やパソコンを広げ、朝から夕方まで仕事をしています。

いざテレワークが始まると家族に邪魔されるなどの問題が多数発生し、ストレスが溜まります。

自宅にいるようになったのは夫だけでなく、休校になった子供も同じです。

「自分の部屋に行け! 仕事中だ!」と叱る声も多く聞かれる事でしょう。

その際、子供の躾に関してのダメ出しを妻にしてくるのです。

食事の時間

通勤がなくなるので朝ごはんからずっと家にいるわけですから3食一緒になります。

普段から料理に関してモラハラな発言が多い場合は、苦痛の時間が増える事になります。

主に晩ご飯だけだった文句が毎食文句を言われるようになるのですからストレスも溜まります。

細かいチェックが入る

消耗品や、子供のお菓子、普段目がいかない所へも目が行くようになってしまいます。

長時間一緒に同じ家にいるわけですから、消耗品の減りが早いのは仕方のないこと…

ですが、モラハラ夫からしたら文句の付け所となってしまうのです。

何もしない

在宅勤務でずっと家にいるのに、何も家事協力をしてくれない夫にストレスを感じているようです。

一緒にいる時間が増えたので、まるで召使いのように全ての用事を言いつけてきます。

健康管理への意識が薄い

帰宅後の「手洗い・うがい」をしないなど、「絶対に感染らない自信がある」などと言って、家族を危険にさらします。

この価値観の違いが精神的ストレスを生む原因になっています。

こうしてさまざまなストレスがお互いに溜まり、モラハラ夫となってしまいますが、この場合妻もまだマインドコントロールなどはされていないので負けてはいません。

こうしたささいな事がきっかけでケンカとなり、モラハラや暴力へ繋がり、離婚に至るケースが増えているようです。

増える虐待やDV被害

モラハラだけでなく、子供への虐待や妻へのDVも増えているようです。

在宅勤務と子どもの休校が重なりストレスがたまった夫が、家族に暴力をふるうようになったので、逃げ出したい…

けれど、在宅勤務である夫が常に家にいるため、監視され、荷物をまとめて出ていくスキがないようです。

今まですれ違い生活のような状況だったのが、ずっと一緒にいるようになり、家事一切を押し付け文句を言う…。

その被害は休校で家にいる子供にも及んでいるようです。

相談センターも面談での相談がコロナの影響で中止となり、電話での対応になっていますが、在宅勤務している夫が側にいては電話も出来ません。

世界でもDV被害によるシェルターでの保護を自動的にすぐに出来るようにしているそうです。

相談方法もSNSなど、色々と対策を取るほど深刻化しているようです。

モラハラ夫 まとめ

コロナの影響で在宅勤務となり、一緒にいる時間が増えた家族。

夫婦がずっと家にいたり、収入減やストレスにさらされていることで、夫婦仲が険悪になるというのです。

命にかかわる危機にあって、助けあえずにお互い不満タラタラの夫婦…

それだけですめばいいですが、そこからモラハラやDV、虐待に発展してしまうケースがあるから、怖いですよね。

日本でも、そういった対策が早急に出来ればよいのですが…。