ふたりの間で結婚の意志が固まったなら、次は両家親への結婚の挨拶!

いざ挨拶となると、どのような流れでどんな話をしたらいいか、悩みますよね。

初めて親に会う人はもちろん、既に親しくしている場合でも改めて結婚を認めてもらうケジメの場!

どんな風に進めていけばよいのか?マナーや当日の流れをご紹介します。

結婚の挨拶のマナー

【訪問マナー】

挨拶の順番

結婚の挨拶は、まず女性側の親へ挨拶に行くのが一般的な流れとされています。

親の準備を考えて2週間前には日程調整するのが良いと思います。

また、何の要件で家に来るのか女性から自分の親にそれとなく伝えておけば、親も心の準備ができて当日の流れもスムーズです。

時間は何分前が適切?

自宅を訪問する場合は、迎える側の準備が一段落したころと考えて、約束の時間より2~5分遅れて到着するのがベスト!

ただし、5分以上遅れる場合は必ず連絡を入れるようにしましょう!

身だしなみをチェック!

玄関前に到着したら、まずはコートは脱ぎ、傘がある場合はきちんとたたんでおきましょう。

服装や髪の毛の乱れがないか確認して、携帯電話をマナーモードに設定してからインターフォンを押す事!

紹介の仕方

女性側の家への訪問では最初に女性が親に彼を紹介し、その後男性に親を紹介するのが一般的な流れ。

彼側の家なら男性が親に女性を紹介してから親の紹介する流れとなります。

手土産を渡す

家に訪問する時には、手土産を用意するのが大人のマナーです。

伺う家の近所で購入するのは厳禁!値段がわかってしまう上に、間に合わせて買ってきたと思われかねません。

手土産を渡すタイミングは部屋に通されてきちんとご挨拶をしてから、袋から出して、品物を渡します。

結婚を切り出すタイミング

歓談で場の雰囲気がある程度和んだら、男性側から結婚の話を切り出します。

少しくらいかしこまって、けじめをつける雰囲気で話す方がきちんと誠意が伝わるでしょう。

結婚の挨拶での手土産は?

彼(彼女)のご両親へ、いよいよ結婚挨拶!

改まったご挨拶に欠かせないのが「手土産」ですが…

いくらくらいのものがいいのか、何を渡せばいいのか迷ってしまう人も多いですよね?

そこで、手土産の相場や選ぶときのポイントなどをご紹介します!

手土産の金額

相場としては1,000円~5,000円くらいになります。

相場よりあまり安いものは失礼にあたりますし、高いものも相手が気を使ってしまうかもしれません。

間を取って3,000円くらいがベストかもしれませんね!

品物を選ぶ時のポイント

菓子折りなど、みんなで分けられる品物であれば、彼(彼女)の家族全員に楽しんでもらえます。

生菓子の消費期限はその日限りであることも多いので焼き菓子などの「消費期限の長いもの」を選びましょう。

また、切り分ける手間のない、「個別に包装されているもの」もおすすめ!

縁起物に気を付けて!

例えば、せんべいは「割れる」ということで破局を連想させるとの声もあるので、避けたほうが◎!

「重ね重ねよろしくお願いします」と意味を持たせるため、基本的に1品で大丈夫ですが、2品以上持っていくこともあります。

その場合は同居されている祖父母に渡したり、定番のものと、相手の親が特に好きなものを渡すなどが良いと思います。

結婚挨拶の手土産は、縁起にも気をつけたいですね!

相手の好みに合わせて

いくら縁起のいい食べ物でも、相手の親が嫌いなものを持って行くのは避けたいですよね。

好みが分かれやすい食べ物は、彼(彼女)を通じて、親の好みを聞いておけば安心です!

また、お酒など健康上の理由で控えているものがあれば、渡さないようにしましょう。

【おすすめの手土産】

和菓子

最中(もなか)は「合わさっている」ことから縁起のいいお菓子とされています。

個包装の和菓子も多いのでおすすめです。

洋菓子

日持ちするものが多く、人気のようです。

中でも、バームクーヘンは長寿を意味するお菓子で、縁起がいいとされています。

ただ、切り分ける手間を考えると、クッキーや焼き菓子のような個別包装されているものの方がいいかもしれません。

地元の名産物

地元の名産物はその土地でしか売っていないものも多いので、相手の親も喜んでくれるのではないでしょうか?

また、出身地の話題から会話も弾むかもしれません。

その他

甘いものが苦手ならコーヒー、紅茶や茶葉などもおすすめ!

なかなか普段は買わないような、ちょっと高級なものを選べば、喜んでもらえるかもしれません♪

結婚の挨拶での服装は?

実家の両親にはもちろん、相手の両親に好印象を与える服装をして、快く結婚の承諾をいただきたいですよね!

彼女の両親に対する第一印象が決まると言っても過言ではない結婚の挨拶。

印象を左右する服装は男性にとっても気になるところです。

基本的にはスーツで

両親へ結婚挨拶をする際は、基本的にはスーツの着用が基本です。

普段、仕事でスーツを着用している場合には、ビジネススーツでOK!

スーツを持っていないという場合には、結婚の挨拶を機会にスーツ一式を新調することをおすすめします。

結婚に至るまでに、両家の顔合わせ、食事会の席などでもスーツは必要となります。

スーツの色は、親世代から好印象ということで、黒とグレーが人気!

またネイビーも知的な印象となりよく選ばれています。

ちなみに、ピンストライプやチェックなど目立ちすぎない程度の柄は構いませんが、ジャケットは無地であるほうが無難です。

挨拶より服装が気になってしまうような格好は控えましょう。

着ていくシャツは白か薄い色で無地のものが好ましいとされています。

またアイロンがけやクリーニングに出す事も忘れずに!

近年は結婚の挨拶にジャケット・パンツスタイルで向かう男性も増えているようですが、基本的にはスーツがおすすめです。

スーツは男性の正装であり、ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭で用いられる服装ですので、礼儀やマナーが求められる場にはふさわしいでしょう。

もし、『スーツじゃなくてOK』と言われればせめてジャケットを着ていきましょう。

結婚の挨拶を迎える親側の準備

子供が結婚の挨拶をしたいと言ってきたら…?

親にもそれなりの迎える準備が必要です。

お茶菓子や飲み物の用意

ゆっくり話をしたいからと、夕食を一緒にとる人もいれば、簡単にお茶菓子などを用意して対応する人もいます。

そこは両親の意向を聞いてもらい、予定を合わせましょう。

事前に子供と相談を

食事にするのか、お菓子程度にするのか…

自宅に呼ぶのか、お店を予約するのか…

結婚の挨拶に来られる時、どう迎えればいいのか悩みますよね。

ある程度流れが決まればそこまで心配する必要はありません。

色々と考えなければいけない事はたくさんありますが、結婚の主役は子どもたちなので、しっかり相談して決めるようにすれば良いと思います。

結婚の挨拶 まとめ

結婚の挨拶はする方はとても緊張します。

マナーなどをきちんと把握している人ばかりでもないかもしれません。

誠意が伝わるような挨拶であれば、受け入れる親側も優しく迎え入れてあげましょう。

ぜひ、参考にしてみて下さい。