マグネシウムは私たちの体をつくり出すために必要な、大切な栄養成分ですが、実際にどのような効果が得られるのかご存知ですか?

実はマグネシウムが不足するとさまざまな不調が見られるようになるので不足しないように摂取していく事が大切なのです。

ではマグネシウムにどんな効果があるのかご紹介します!

マグネシウムとは

マグネシウムは、私たちは普段使っている「水」にも含まれています。

そしてマグネシウムは私たちの体にも含まれており、成人の場合、体内に20~25gほど存在しています。

体内にあるマグネシウムのうち、60%程度は骨に含まれており、残りは肝臓や筋肉、血液など、たんぱく質と結びついた形で存在しています。

マグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨を構成する重要な成分であると同時に、300種類以上の酵素の働きを助ける役割も担っています。

また、私たちの体の中にある「炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質」は三大栄養素といわれ、人の身体にはなくてはならない重要な栄養素です。

マグネシウムは、この三大栄養素の代謝にも関わっています。

特に炭水化物(糖質)の代謝には、マグネシウムは欠かせない成分です。

実はマグネシウムにはアルコールを大量に飲んでしまうと、尿と一緒に排出されるという性質もあります。

年齢や性別など、人それぞれ適正量は違いますが自分の適正量をきちんと知り、マグネシウムが不足しないよう摂取していくことが必要です!

便秘にも効果的

実は、便秘にも効果がある成分として認知度が高まっているマグネシウム。

それはなぜかというと、マグネシウムが食べ物と一緒に腸を通過する際、腸管からの水分吸収を高めてくれる性質によって便をやわらかくしてくれるから、といわれています。

また、食物繊維などと一緒に摂ることで便のカサが増え、腸の蠕動(ぜんどう)運動を助けてくれる効果も!

サプリメントでもマグネシウムは摂れますが、あくまで健康補助的な役割と考え、できるだけ自然のものからマグネシウムを摂るのが一番です。

大豆や納豆などの豆類、アーモンドなどのナッツ類、玄米などの未精製の穀物にマグネシウムは多く含まれています。

・そば  ・納豆  ・あさり  ・かき

・ほうれんそう  ・干しエビ  ・ひじき

・わかめ  ・玄米  ・油揚げ  ・ごま etc.

また、お酒を多く飲むとマグネシウムがどんどん体外に出ていってしまいますので、ナッツ類などをおつまみなどにして、アルコールを飲むようにするとよいでしょう。

体に必要な栄養素は、やはり食材から! 

身近な食材を食べながらダイエットや便秘解消に役立て、すっきりした夏を迎えたいですね!

マグネシウムのダイエット効果

マグネシウムは、酵素の働きを助けることで基礎代謝を上げ、効率よくダイエットを手助けしてくれます。

基礎代謝には個人差があり、年齢や性別、体格によっても異なります。一般的に16~18歳前後までは高いのですが、40歳を過ぎたあたりから急激に落ちていきます。

このため、何も意識せずに以前と同じような生活を続けていれば、年齢が上がるにつれてどんどん太りやすくなってしまうことに。

逆に、基礎代謝が上がれば、活発に活動していない時でもエネルギーを効果的に消費してくれるのでダイエットの近道になります!

同じカロリーの食事でも、特に油ものと同時にマグネシウムをしっかり摂った場合、その分吸収されにくいので摂取エネルギーが減ることになり、ダイエット効果が期待できるという訳です。

また、マグネシウムは、脂肪細胞から、別名「痩せホルモン」とも呼ばれる脂肪燃焼作用のあるアディポネクチンの分泌を高める作用があります。

ダイエット効果はゆるやかなため、それが故にリバウンドのしにくいダイエットが可能と言えるそう。

マグネシウム水素水

マグネシウムは水に触れると反応をおこし、水素を発生する性質があります。

身体を老化させてしまう原因として知られる活性酸素。

水素水は、そんな活性酸素の影響を軽減できる可能性があると注目されています。

さらには美容・健康にいいと言われています。

その理由と水素水を自宅で簡単に作る方法をご紹介します!

【水素水の効果】

水素水は多くの病気の原因となる活性酸素そのものを軽減できるかもしれないと言われているため、ほかのお水にはない効果を期待できます。

水素水を飲むと、老化を防いで肌や体を健康的に保ちやすいと言われています。

水素水は、多くの疾患で改善が見られたことが報告されており、美容面では老化を防ぐことが肌のしわやたるみ、くすみやシミを防ぐことに繋がると言われています。

美意識が高い人たちの多くが日ごろから水素水を飲んでいるようです。

美容に良いと言われる代表的なお水に炭酸水がありますが、炭酸水は血流を促進して冷え性やむくみを改善させるのが特徴。

ただ、水素水みたいに老化の原因そのものへ作用することはできないみたい。だから、お水選びではきちんとお水の特徴を把握しておきましょう。

【水素水の作り方】

・用意するもの

水:約500cc

不純物の含まない純粋または浄水(ミネラルウォーターではない)

マグネシウムペレット:50~100g

99.9%以上のもの

リンゴ酸パウダー:1回2g

耐圧ボトル:360~500ccの炭酸水ボトル(ガラス)またはその他の耐圧ボトル

【作り方】

  1. マグネシウムを入れる

マグネシウムを50~100g炭酸ボトルに入れる

  1. お湯を沸かし、入れる

お水500を沸かしお湯を、ほぼ隙間なく一杯にいれる。

  1. リンゴ酸を入れる

ボトルが厚くなって蓋をする時、素手ではやけどをするのでタオル、キッチン手袋などを用意しておく。

リンゴ酸2gを予め量っておき、ボトルへ一気に入れる。

リンゴ酸が底にあるマグネシウムに届くと、化学反応が起こり水素泡が急激に発生する。それまでに(約5秒)すかさずフタで閉じてしまうのがポイント。

フタで閉めた後は強く振らない。軽く振るのはOK

  1. 冷凍庫に入れる

冷凍庫にすぐに入れて急速冷凍。

熱湯で冷凍庫のものがだめになりはしないかと心配な場合は、5分放置後、水に5~10分程度浸けておいて粗熱を取り冷凍庫に入れる。

30分後に取り出し。忘れないように、アラームをセットしておきましょう。

すぐに飲まない場合は、冷蔵庫保管でも良い。

簡単なのでぜひ試してみて下さい。

くれぐれもやけどには気を付けて下さいね!

マグネシウム効果 まとめ

いかがでしたか?

マグネシウムの重要性は高く、便秘やダイエットに効果があるのは嬉しいですよね。

不足しがちな人が多いので、ぜひ積極的に取り入れるようにしましょう!