「ハグ・人を抱きしめる」という行為には実はとても良い効果を得る事が出来ます。

好きな人とハグをした経験のある方なら誰しも、ハグをした時に「落ち着く、癒される、気持ちいい、安心する、ストレスが和らいだ」

といった気持ちを味わったことがあるのではないでしょうか?

とても大切なコミュニケーションのひとつである「好きな人とのハグ」

そんな「ハグ」がもたらす効果を知れば、もっとハグをしたくなるかも?

ハグの効果とは?

「ハグをするとストレスが解消される」って聞いたことありませんか?

好きな人に抱きしめられると、それだけで嫌なことが吹き飛び幸せな気持ちになれますよね。

そんなハグの効果はほかにも色々あるのを知っているでしょうか?

幸せホルモンでストレス解消

ハグがもたらす精神的効果は「幸せホルモンでストレス解消の効果がある」ということです。

「幸せホルモン」とは、幸福感を感じた時に脳から出るホルモンのことです。

この「幸せホルモン」は、好きな人とハグをして幸せだと感じた時に交感神経と副交感神経系に作用して、ストレス値をグッと下げるという効果が期待できるのです。

ダイエット効果

なぜハグでダイエット効果が期待できるのかというと、好きな人や異性として魅力を感じている相手とハグをすることで「精神的な満足・幸福感」を味わえます。

その「幸せ」という充実した気持ちが、ダイエットや美に対するモチベーションアップに繋がるからです。

リラックス効果

好きな人とハグをすることで、人の脳内には3つのホルモンが分泌されます。

「セロトニン」:心身共に元気にしたり前向きな気持ちにさせてくれる

「ドーパミン」:快感ややる気の活性化を促してくれる

「オキシトシン」:安らぎや心を落ち着かせてくれる

特にこのオキシトシンは「リラックス効果」を期待できるホルモンです。

大切な人に優しく抱きしめてもらうだけで、癒やしや落ち着いた気分になることができるのです。

普段、あまりハグをしないという人はぜひ試してみて下さい。

今更照れくさい…という方はちょっとしたボディタッチから始めてみてはいかがでしょう?

逆効果のハグ

ハグには実にさまざまな効果があり、毎日のように出来ればとてもいいですよね?

ですが、タイミングや相手によっては逆効果になってしまう事をご存知ですか?

苦手な相手とのハグ

好意を感じない相手とハグをすると、変に緊張やプレッシャーを感じてしまうことでストレスが上昇してしまう恐れがあります。

また、好きではないけれど嫌いでもない相手とハグをしても、心地良さや満足、充実感は得られないでしょう。

喧嘩の怒りが収まっていない時のハグ

喧嘩をしてきちんとお互いが納得し、仲直りをした後のハグなら効果は高まるのですが、一方的に相手だけが納得しただけの仲直りは何の意味もありません。

相手は「仲直り」と思ってハグをしているつもりでも、まだこちら側が納得しておらず怒りが収まっていない状態だと、そのハグは不愉快以外の何ものでもないのです。

恋人や夫とのハグでも、タイミングを間違えると逆効果なハグになってしまう危険性があります…。

物事に夢中になっている時のハグ

ハグが逆効果になってしまうタイミングでよくあるパターンが「どちらかが物事に夢中になっている時のハグ」です。

どちらかが夢中で何かしている時にハグして、冷たく相手にしてもらえなかった事はありませんか?

タイミングが悪いと逆効果になってしまうので、ハグする前にちょっと注意して相手の様子を見てみて下さい!

そこからこじれてしまうとハグもしにくくなってしまいますよ…。

男性もハグをしたくなる!

彼氏や男友達に急に「ハグ」されたらびっくりしますよね…?

あまり男性からハグをするイメージがない方も多いかと思います。

ではどんな時に男性はハグしたくなるのでしょうか?

愛おしい気持ちによるもの

男女問わず、抱きしめるという行為は愛情表現の一つです。

気になっている女性を愛おしいと思うとギュッと抱きしめたくなる男性は実は多いのです。

好きだとハグしたくなるのが本命女子にする男性の行動でもあるようです!

特に、目線を逸らさない場合はあなたへの強い愛情が隠れています。

守ってあげたいと思っている

男性は女性よりも「自分が守ってあげないと」と思う養護欲求が強いと言われています。

肉体的にも女性より強い男性は、か弱い女性を守ってあげたいと感じてしまうのです。

友達なのにハグをされたという女性は、男性から「守ってあげたい!」と思われているかもしれません。

後ろから抱きしめるハグは女性を体全体で包み込むことで「包容力」を示す事が出来ます。

女性に甘え、癒されたい

毎日忙しくてストレスが溜まっている場合や不安な心配事を少しでも和らげたいときに女性を抱きしめることがあります。

それは、ギュッとハグをして甘えることで、疲れやストレスを癒したいから。

日頃から忙しくてお疲れの男性には、このような心理が潜んでいるかもしれませんね。

相手への独占欲や執着心

女性のことが好きで離したくない!という独占欲や執着心で思わずハグをしてしまうというケースも。

男性は女性よりも独占欲や執着心が強いもの。

「大切にしたい」「他の人に奪われたくない」と思った時、ギュッとハグをして自分の近くにいることや自分のものであることを確かめようとします。

好意を持っている相手からなら、とても嬉しいですよね。

顔を近づけてハグされるようなら「どうしても自分のものにしたい!」という気持ちがより強いかも…。

性的な欲求によるもの

性的な衝動で思わずハグをしてしまうということもあるようです。

急に手や腰へ触れてくるようになったら、ムラムラとしている種類のハグかもしれません。

女性の愛情を確かめたい

女性に好意を抱いており、女性側の愛情や気持ちを確かめたいときにハグをするケースも少なくありません。

「自分のことをどう思っているのだろう」と感じていても、口に出して聞く勇気がない代わりに女性をハグした時の反応や態度、言葉によって自分への好意を確認しようとする場合もあります。

これが全てではありませんが、参考にしてみてはいかがでしょう?

『7秒のハグ』

皆さん、「7秒ハグ」のCM、ご存じですか?

冬用の保温インナーのCMで、家族や彼氏など大切な人と毎日7秒以上ハグをすると、絆が深まるという調査結果に基づいてつくられているそうです。

でも、なぜ7秒なのか?

相手の体温からぬくもりを感じるには時間が必要です。

それが五感を通じて脳に伝わり、脳が愛情を認識するまで7秒が必要なのだそうです。

もちろん7秒以上でも構いません!

彼氏とのデートを終えて帰るとき、久しぶりのデートで会ったとき。

ちゃんと仲直り出来た時、遠距離での別れ際。

ハグしたいと思う時はいつもどの場面でもあります。

自分や相手が照れているようなら、CMを引き合いに、「ねえ、ハグって絆が強まるんだって!やってみよう!」と提案してみてはいかがですか?

ハグの効果 まとめ

ここまで色々な「ハグの効果」をまとめましたが

実際にハグしている人はどれだけいるのでしょうか?

付き合い始めはしてたけど…

今はスキンシップすら少なくなったという人も多くおられるかもしれませんね。

もし、相手の事をはっきり好きなのかどうかわからないと思っている人は

1度ハグさせてもらうのも1つの方法かもしれませんよ?

そうして「落ち着く、安心する」と感じれば、「好き」なのかな?って思うかも♪

好きな相手は癒される相手でもあって欲しいですからね。

ちなみに、親子でもハグの効果は高いです。

子供は親にハグされると「愛されている」「認められている」と全身で感じることができます。

その実感で気持ちや心が安定し、ひいては精神の安定につながるのです。

ぜひ、「ハグする」という事を大切に思って過ごしてみてはいかがでしょう?