今どきのキャンプと言えば、『グランピング』をご存知ですか?

自然を思い切り楽しむキャンプですが、初心者からしたら『準備が大変‼』というイメージが強いかと思います。

男性がいないと難しいし、なれている人と一緒じゃないと…

暑さや、虫が嫌いで…

寒い時期はシーズオフかな…

などなど、不便さや面倒を感じるマイナスなイメージが多いのではないでしょうか?

そんな人にオススメなのが『グランピング』です♪

その魅力をご紹介します。

『グランピング』とは?

そもそもの意味をきちんとご存知な方も少ないのではないでしょうか?

『グランピング』とは、『グラマラス(Glamorous)×キャンピング(Camping)』を合わせた造語になります。

グラマラス=魅力的な となりますので、直訳すると『魅力的なキャンプ』となります。

ですが、これだと少し曖昧で『魅力的だと何でもグランピングなのだろうか?』となりますよね。

しかし、ある程度具体的な要件があるようです。

キャンプの醍醐味を享受出来なければならない

素晴らしいアウトドア環境にすぐにアクセス可能であること。

基本的には自然の中で楽しむものであり、『都心でグランピング体験』などはナンセンスですよね。

キャンプファイヤーを囲んで語り合う

キャンプファイヤーを囲んでお喋りしながらお茶を飲んだり・・・そんなゆったりとした時間を過ごせるのがキャンプです。キャンプファイヤーがないグランピングはグランピングではありませんし、キャンプでもないという概念があります。

テントに雨音や風を感じることができること

あまりにもしっかりした作りの建物で出来た施設では自然を感じる事が出来ず、天井や壁から雨音や風を感じられない場合はグランピングではない、とされています。

自然の中で奏でられる音を感じることができること

例えばDJの機材を持ち込んで派手な音楽を流すなどもってのほか。

自然の中の木々のせせらぎや川の音や小鳥の鳴き声などを満喫できなければなりません。

家族や気心知れた友人たちとの時間を過ごせること

ソロキャンプにはソロキャンプの醍醐味がありますが、『グランピング』の場合は家族や友人と過ごす事で得られる時間を楽しむ為にあります。

なので、基本的に1人で行うというシステムにはなっていません。

新鮮な空気を味わえること

都会の空気は汚れています。それは大自然の中に入れば自ずと感じる事ですよね。

新鮮で美味しい空気を味わえること。これは人がキャンプをすることで感じる1番原始的な魅力かもしれません。

他にも楽しむ為にキャンプ特有の不便さについても解消しなければならない要件もあるようです。

ギア*を持って来なくて良いようにする

通常のキャンプではもちろんギアを持参しないと何も出来ません。

『グランピング』はそうではなく、すべてサービス提供側が用意しているのが条件となります。

*ギア=キャンプ用品の事をいいます。要するにキャンプで使うアイテムの事。

寝床がデコボコだらけの地面でないようにする

キャンプはテントを設営して中で寝るので、なるべくフラットでデコボコしていない地面を選んだり、厚めの物を敷いたりと相当な準備をしなければ快適に眠れません。

そういったことがないようにするのが『グランピング』です。

寒過ぎたり暑過ぎたりないようにする

キャンプは大自然の中でするものなので、季節によっては極寒だったり、蒸し暑かったりしますが、快適なキャンプを提供する『グランピング』では、このような気温に悩ませることがないようにする必要があります。

このように、今では色々なサービス対応がしっかりしている『グランピング』施設がたくさんありますので、お好みの場所で簡単にキャンプを楽しむ事が出来ます。

ただ、急速に流行りだした事で本来の楽しみ方とは少しズレた日本特有のサービスを行っている場合もありますので、必ずしも定義に沿ってないといけないわけではありませんが、ぜひ『本来のグランピング』を楽しんでもらいたいなと思います。

オススメ『グランピング』スポット

行ってみたい‼

と感じて頂けたなら幸いです♪

そこでオススメされている『グランピング』が出来る施設をご紹介します。

【森と星空のキャンプヴィレッジ(栃木県茂木町)】

【口コミ】

家族旅行:子供が小さいので我が家は観光より遊べる宿泊施設をさがしています。そのなかでも、ここはとても充実!

チェックインしてから、併設のツインリンクで遊ぶと割引券がもらえたりします。

子供たちは、ツインリンクでバイクに乗ったり車に乗ったりして遊びました。

普通の遊園地と違うバイクや乗り物があるので男の子はもちろん、うちは女の子が楽しんでいました!

宿泊するグランピングは車横付け、部屋は家族4人で余裕。トイレも綺麗でした。ここ、高速降りてから遠いのでもう少し近ければ毎年行きたいくらい

【ナンマムイ ネイチャーリゾート(沖縄県名護市)】

【口コミ】

カップルでの旅行:リゾートには通常のホテルルームとテントスタイルの部屋があります。私たちはテントに宿泊してとても清潔で快適で、湾の美しい景色を眺めることができます。各テントにはテントの外に専用のバスルームがあります。バスルームもとてもきれいです。ここに泊まって良い経験をし、1泊だけなのが残念した。ベッドは非常に快適で、私たちが宿泊したいくつかの5つ星ホテルを超えています。

リゾートは沖縄の自然で静かな場所にありますが、近くの都市まで車で約10〜15分です。自然が好きな旅行者にはこの場所を強くお勧めします。

【アイランドキャンプヴィラ(静岡県熱海市初島)】

【口コミ】

家族旅行:初島へ初めて家族で旅行しました。首都圏なのに行ってみればすっかり南国リゾートでした。

テントに泊まりましたが、静かでとってもいいところです。

料理はおいしくてかつかなりのボリューム。子供たちが食べきれないくらい。

とってもリゾート気分になれました。夏休みにはうってつけですね。

島内が南国リゾートになっており、大きなプールもあり、開放的なお風呂もありました。

ハンモックなども無料で利用できるスペースがあり、ゆったりのんびり休日

を過ごしたい方はおすすめです!

いかがでしょうか?

設備が十分に整った施設がほとんどですので、小さなお子様連れのファミリーや、アウトドア初心者の女性グループでも快適に過ごす事が出来ます。

手ぶらで行けるのも魅力ですよね。1度体験してみてはいかがでしょう?

『グランピング』の料金の相場は?

『グランピング』行ってみたいけど、贅沢なキャンプって言われると

料金も気になりますよね?

普通のキャンプでもテントや椅子など、ギア(キャンプ用品)を買い揃えるにはお金がかかるものですが…

何も用意しなくて良い分、ホテル並に料金がかかる所もあるようです。

本格的リゾートのような施設である場合は、

大人2人、一泊で20000~50000円/人 くらいの料金相場になっています。

『グランピング』は豪華なテントや食事などが提供されるので、料金がかかってしまうのはしょうがないのですが…

施設や料理のコースによって料金の差はあるものの、1人当たり2万円前後が『グランピング』の料金相場のようです。

しかし、『グランピング』=高い という施設ばかりではありません‼

2人で10000円もしないなどの、 手軽に楽しめるところもあります。

また、グランピング施設によっては日帰り利用ができるところもあるので、『グランピング』を日帰りで体験してみてもいいですね!

『グランピング』の繁忙期はやはり【夏】が定番のようです。

7~9月は値段もそれなりにあがります。

特に8月は一番高額になっていることが多いようです。

安値で利用出来る『グランピング』もご紹介

『グランピング』=贅沢なキャンプ ではありますが、手軽に楽しめる所ももちろんあります‼

そんなお試しにも良い『グランピング』初心者向けのスポットもご紹介します。

【北軽井沢スウィートグラス】

住所:群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢1990-579

営業日:通年営業(冬期メンテナンス休業あり)

テント:2,500円~7,500円/2名

キャビン:7,000円~18,000円/2名

コテージ:14,500円~23,500円/2名

【口コミ】

家族旅行:4月の季節外れの大雪が降った日に二泊三日トントゥの庭コテージを利用しました。

気に入ったので季節を変えて紅葉終わりの頃にまた同じコテージで同じく二泊三日しました。薪ストーブは思った以上に薪を使いますが暖かく炎を見ているだけで癒されます。

スタッフも親切ですし、広い敷地内の施設がどこもとても掃除が行き届いているので気持ちよく快適に過ごせます。アウトドア初心者にも安心なキャンプ場です。

【PICA Fujiyama(山梨県)】

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6662-10

営業日:通年営業

定休日:水・木曜、一部冬季クローズあり  ※繁忙期は無休

トレーラーコテージ:9,500円~26,000円 1泊2食付き/1名料金

スタンダードコテージ:13,000円~28,000円 1泊2食付き/1名料金

ラグジュアリーコテージ:17,000円~34,000円 1泊2食付き/1名料金

アメージングドーム:10,000円~22,000円 1泊2食付き/1名料金

【口コミ】

家族旅行:このGW中に滞在。夕のBBQコースと朝食付きのコースでした。部屋やお風呂も綺麗で問題無し、暖炉も素敵でした。

友人家族と泊まりましたが、薄い引き戸で区切られているだけです。

音はさほど響かず大丈夫でした。

Wi-Fiはフロントにしかありませんが、普通の電波は入ります。車で10分のところにスーパーオギノもあり問題ないです。22時までは焚き火もできます。

【四万十 山みず木(キャンプ&グランピング)】

住所:高知県四万十市名鹿432-10

営業日:通年営業

ステラシアター・キャンプサイト(テント):5,000円~5,500円/人・1名利用時

ステラシアター・オートキャンプサイト:3,980円~4,890円/人・2名利用時

インドアグランピング:8,900円~9,800円/人・2名利用時

グランピングステイ・ステラシアター:9,500円~12,500円/人・2名利用時

ヴィラ4・5号棟:11,500円~12,900円/人・2名利用時

ヴィラ3号棟:11,980円~12,900円/人・2名利用時

ヴィラ2号棟:11,980円~12,900円/人・2名利用時

ヴィラ1号棟:11,690円~12,590円/人・3名利用時

【口コミ】

家族旅行:テントに中にはホテル並みのベッドと冷蔵庫、テーブルにエアコンとキャンプ初心者にはこの上なく快適でした。お風呂も家族風呂があり、檜風呂と、岩風呂、大浴場にと至れり尽くせりです。リンスインシャンプーと自然派石鹸環境に考慮もしてありますし、お風呂からの眺めも最高でした。

岡の上で広い施設なのに綺麗にされていると思いました。トイレやお風呂も清潔で快適でした。草等も綺麗にかられていました。

いかがでしょうか?

安くても快適にすごせる『グランピング』施設はたくさんあります。

興味が湧いたらすぐに行けるのが『グランピング』の良いところでもあります♪

準備といえば、普通に旅行に出かける時と同じお泊りセットや施設の予約をするのみ‼

ですからね。

ぜひ参考にチェックしてみて下さい♪

『グランピング』 まとめ

設営から火起こしなど、ワイルドなキャンプがスキなベテランキャンパーから、キャンプなんてしたことがないキャンプ初心者まで、好きな時に仲間と計画してキャンプを気軽に楽しめる。

それが『グランピング』です。

もちろん、山の中でテントを張り原始的なキャンプも十分楽しめる魅力満載なので、そちらの魅力もいつかお伝え出来たらなと思います‼

まずは気軽に『グランピング』を家族や友人達と楽しんでみてはいかがでしょうか?

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