いつ頃からか人気となった『玄米食ダイエット』ですが、そんな玄米にも色々とメリット・デメリットがあることをご存知でしょうか?

色々ダイエットしているけど、すぐリバウンドしてしまう・・・

そんな方にオススメ出来たらなと思い、ご紹介する事にしましたのでぜひお試し下さい♪

玄米とは?

そもそも玄米とは、収穫した稲から外した籾(もみ)の籾殻(もみがら)を除いた状態、稲の種のことをいいます。

その玄米から、果皮、胚芽、ぬかを削り取ったものが白米になります。

つまり、玄米は『精米していない』お米の事です。

そして玄米は、稲という植物の「果実・種子」なので、実際、玄米に水をやると芽が出ます!それが発芽玄米ですね!

近年ではカフェのランチメニューで食べられたり、スーパーで購入できたりと、身近な健康食品として広まっています。

玄米ダイエットの効果・メリット

具体的に、玄米の何が良いのかご紹介します。

便秘の解消

→食物繊維が豊富に含まれており、その中でも不溶性食物繊維が多く含まれています。

不溶性食物繊維は、水には溶けにくい性質があり水分を吸収して膨らみ、便のかさを増やすため腸を刺激します。その結果、排便が促され便秘を解消する働きが期待できるようになります♪

食物繊維を摂れる

→玄米には白米の4~5倍の食物繊維が含まれています。食物繊維が豊富なので腸内環境を改善してくれます。

優れた栄養素を摂れる

→玄米はビタミン・ミネラルなどの豊富な栄養素をバランスよく含んでいるので「完全栄養食」と呼ばれています。

噛む回数が増える

→噛み応えがあるので、玄米を食べるとおのずと噛む回数が増えます。噛む回数が増えると唾液の分泌が増え、ゆっくり食事をとることになり、満腹中枢が刺激され食事量が減ることにつながります。

腹持ちが良い

→玄米は消化がゆっくりなので、腹持ちが良くなり間食が減る傾向にあります。

白米より多い栄養素

→玄米の食物繊維は白米の約6倍、ビタミンEは約12倍、ミネラル分のマグネシウムは約5倍です。

血糖値の上昇を抑える

→実際、カロリーは白米とあまり変わりません。

ですが、食後の血糖値の上昇の仕方に大きな差があります。

低いほど血糖値が上がりにくく太りづらいとされている【 GI値 】

白米のGI値は約『80』に対して、玄米は約『55』と大きく差があるのです。

つまり、玄米は食べたときの血糖値の上昇が穏やかで、そのぶん太りづらい性質があるのです‼

玄米ダイエットのデメリット

たくさんのメリットをご紹介しましたが、そんな玄米にもデメリットがあります…

お通じに変化が起こりやすい

→食物繊維が豊富なことから、便秘解消に良いとメリットでご紹介しましたが、元々排便に問題がない方は、玄米を取り入れることでかえってお腹をくだしやすくなる可能性があります。

そして、便秘だからと言って玄米だけに偏った食事をすることでかえって便秘を悪化させてしまうおそれもあるので注意が必要です。

すぐには効果があらわれにくい

→玄米食ダイエットを実践したからといって、すぐには効果があらわれない場合ももちろんあります…自身の体調を考慮しながら、長期間に継続的に取り組むように心がけてみて下さいね。

玄米の保存方法

→夏場はとくに傷みやすくなります。

一般的な方法の一つでもある冷蔵庫で保存することで虫やカビから守ることはできますが、長期保管するならおすすめは「無酸素保存」です。

保存方法はいたって簡単。密封容器に玄米をいれたら使い捨てカイロを一緒に入れて蓋をすればOK。

カイロに含まれる脱酸素剤が、酸素を取り込んでくれるため新鮮さを維持したまま半年から1年以上もの間、保管し続けられるそうです‼

残留農薬

→玄米は白米よりも残留農薬が多いといわれていますので、農薬も気になるところです。できる限り残留農薬のチェックがされた安全安心な玄米を選ぶようにしましょう

*残留農薬とは、野菜等を育てる際に使われ、食品中に含まれたままになっている農薬の事です。人が摂取しても安全と評価された量の範囲が食品ごとに設定されています。

玄米が子供に与える影響

玄米は何歳から食べられるのでしょうか?

ご存知の方も少ないのではないでしょうか?

目安としては消化機能が整ってくる【3歳】以降にしたほうが良いそうです。

実は、子供には少し負担となる場合もあるようです。

玄米は、消化・吸収が良くないため食べた後の子どもの体調の変化を確認しましょう。内臓機能が大人よりも未発達な子どもは、玄米を食べることでお腹がゆるくなってしまうかもしれません…

最初はおかゆからスタートさせるのがオススメです♪

柔らかくなって消化もよくなります。

子供の成長にはもちろんそれぞれのスピードがあります。

全員が3歳から大丈夫‼というわけではないので、お子様の体調などの変化を良く見ていてあげて下さい。

例として、5歳の女の子でふりかけをかける事で玄米を食べる事が出来ました。

味も独特なので好き嫌いも出てきてしまうかもしれませんね。

玄米食 まとめ

玄米の魅力をお伝えする事が出来ましたでしょうか?

白米を玄米に置き換えるダイエットは過剰摂取さえしなければ、素晴らしい健康食だと言えます‼

お子様には少し注意が必要ですが、健康によいのでしっかり噛める年齢になれば週末だけ玄米にする方法も良いかもしれません。

無理な糖質ダイエットはかえって体調を崩す原因ともなります。

体に必要なメインのエネルギー源である糖質を抜けば当然エネルギー不足の為、筋力や体温の低下、生理不順、便秘や肌荒れ、頭痛、集中力低下、めまい、骨粗しょう症などの危険が非常に増すこととなります‼

健康的に痩せるためにも、『バランス良く』を守る必要があります。

ぜひ、『玄米食ダイエット』お試し下さい♪

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